決算サマリー

項目2026年3月期前期比2027年3月期予想
売上高3,356,969百万円+5.0%3,470,000百万円
営業利益350,210百万円+6.1%365,000百万円
税引前利益366,629百万円+7.6%375,000百万円
当社株主帰属純利益276,735百万円+6.0%280,000百万円

定量評価

営業利益率は10.4%、株主資本当期純利益率は7.7%です。株価3,282円、会社予想EPS234.19円からPERは約14.0倍、予想配当75円なら利回りは約2.3%です。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

ポジティブ要因

売上、営業利益、純利益がそろって増加しました。営業キャッシュ・フローは4,105.55億円と大きく、収益基盤の厚さが確認できます。

リスク要因

投資キャッシュ・フローは5,546.04億円の支出で、成長投資の回収が重要です。海外売上が大きいため為替や地域需要の影響も受けます。

財務安全性

総資産6兆537億円、資本合計3兆8,443億円、株主資本比率63.4%です。大型企業として財務基盤は強固です。

業界動向との関連

ヘルスケア、エレクトロニクス、イメージングなど複数領域に分散しています。半導体材料や医療関連需要は成長機会ですが、設備投資サイクルの影響も受けます。

株価への示唆

成長率は安定的で、倍率も極端な割高ではありません。大型株としては来期の営業利益3650億円計画の達成度が評価軸です。

今期の総括

多角化した事業ポートフォリオが機能し、増収増益を確保しました。

来期見通し

売上3.4%増、営業利益4.2%増の計画です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

安定成長と財務の強さが魅力で、成長投資の成果を継続確認したい決算です。

出典

富士フイルムホールディングス株式会社「2026年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結)」。