G-AnyMind 5027 2026年12月期第2四半期決算 売上高382.09億円(+47.8%) 営業利益: 10.55億円 売上高: 382.09億円 リスク: 為替変動 人件費・労務費 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上収益382.09億円258.46億円+47.8%791.10億円48.3%
売上総利益145.94億円100.02億円+45.9%303.50億円48.1%
営業利益10.55億円7.44億円+41.6%30.60億円34.5%
税引前利益7.35億円3.05億円+140.3%25.10億円29.3%
親会社帰属利益4.95億円1.59億円+211.2%16.30億円30.4%
EPS8.27円2.65円+212.1%非開示該当なし

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

インターネット関連事業の単一セグメントで、マーケティングプラットフォーム、パートナーグロースプラットフォーム、D2Cプラットフォームを展開する。サービス別利益は開示していないため、売上収益382.09億円、売上総利益145.94億円、営業利益10.55億円の順に利益転換率を確認する。

財務安全性

財務安全性では、総資産516.29億円、純資産178.41億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率34.2%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF6.58億円、投資CF-13.64億円、財務CF3.85億円、現金及び現金同等物の期末残高83.17億円です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+212.1%当期EPSと前年同期EPS親会社帰属利益の増加と同方向です。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

売上収益営業利益率は2.8%、売上総利益に対する営業利益率は7.2%。売上総利益の成長を営業利益へつなげる費用管理が確認点です。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は10.55億円(+41.6%)。調整後EBITDAは23.47億円(+38.4%)で、会計利益と会社定義指標の両方が伸びました。

売上規模の確認

売上高は382.09億円、前年比は+47.8%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は34.2%、純資産は178.41億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは6.58億円です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

通期予想は売上収益791.10億円、売上総利益303.50億円、営業利益30.60億円です。中間期の営業利益進捗率は34.5%で、下期に利益成長を加速できるかが焦点です。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上収益382.09億円(+47.8%)、営業利益10.55億円(+41.6%)、親会社帰属利益4.95億円(+211.2%)という内容でした。営業CFは6.58億円の黒字ですが、投資CFは-13.64億円であり、成長投資後の現金創出力を確認します。

来期見通し

通期見通しは売上収益791.10億円、売上総利益303.50億円、営業利益30.60億円、税引前利益25.10億円、親会社帰属利益16.30億円です。売上総利益は中間期で48.1%進捗する一方、営業利益は34.5%進捗にとどまります。

総合判断

総合判断は中立。高い増収率と親会社帰属利益の拡大は支えですが、通期営業利益への進捗は34.5%です。下期の費用効率、営業CF、買収後の統合効果を確認したいところです。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)」、G-AnyMind、開示日: 2026-08-14