G-ELEMENTS 5246 2026年11月期第2四半期決算 売上高27.99億円(+65.6%) 営業利益: 3.27億円 売上高: 27.99億円 リスク: 為替変動 人件費・労務費

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高27.99億円16.90億円+65.6%56~57億円49.1~50.0%
EBITDA6.48億円2.39億円+170.2%11~12億円54.0~58.9%
営業利益3.27億円0.17億円+1823.5%3.07~3.44億円95.1~106.5%
経常利益2.98億円-0.09億円黒字転換2~3億円99.3~149.0%
純利益2.97億円-4.51億円黒字転換2~3億円99.0~148.5%
EPS10.93円-18.39円黒字転換7.34~11.01円99.3~148.9%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率黒字転換当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は11.7%、総資産経常利益率は非開示です。EBITDAと営業利益を分けて見ると、減価償却費や株式報酬費用などを差し引いた後でも黒字化が進んでいます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

EBITDAは6.48億円(前年比+170.2%)、営業利益は3.27億円(前年同期0.17億円)となりました。営業利益は上方修正後の通期予想レンジ下限を既に上回っています。

売上規模の確認

売上高は27.99億円、前年比は+65.6%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は52.0%、純資産は38.71億円です。ここが薄い会社では、赤字の大小よりも赤字が何四半期続けられるかを市場は見ます。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

通期予想は売上高56~57億円、EBITDA11~12億円、営業利益3.07~3.44億円へ修正されました。中間期時点で営業利益はレンジ下限を超えていますが、下期の成長投資や費用発生を織り込んだ計画かを見極める必要があります。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

財務安全性

財務安全性では、総資産67.66億円、純資産38.71億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率52.0%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高27.99億円(+65.6%)、EBITDA6.48億円(+170.2%)、営業利益3.27億円、親会社株主に帰属する中間純利益2.97億円という内容でした。前年同期の営業利益0.17億円、純損失4.51億円から収益構造は大きく改善しています。

来期見通し

通期見通しでは、売上高56~57億円、EBITDA11~12億円、営業利益3.07~3.44億円、経常利益2~3億円、親会社株主に帰属する当期純利益2~3億円、EPS7.34~11.01円が示されています。レンジ予想の幅と下期費用の前提を次回開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立。売上高は65.6%増、営業利益は3.27億円へ拡大し、通期予想も上方修正されました。ただし、営業利益予想はレンジ形式で下期費用の影響も残ります。次回は営業利益率とキャッシュ創出力が維持されるかを確認したいところです。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年11月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-ELEMENTS、開示日: 2026-07-14