決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 12.10億円 | 10.26億円 | +17.9% | 13.64億円 | 該当なし |
| 営業利益 | 0.22億円 | 0.31億円 | -29.1% | 0.41億円 | 該当なし |
| 経常利益 | 0.12億円 | 0.24億円 | -51.0% | 0.35億円 | 該当なし |
| 純利益 | 0.13億円 | 0.21億円 | -40.6% | 0.29億円 | 該当なし |
| EPS | 5.33円 | 8.97円 | -40.6% | 11.97円 | 該当なし |
通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。2025年7月期から連結財務諸表を作成しているため、前年同期との比較には連結範囲の違いが含まれます。
セグメント
P-manebiは人材成長活性化プラットフォーム事業の単一セグメントで、セグメント別の損益は開示していない。人材育成・研修向けの「manebi」を中心に、学習管理や研修運営を支援するサービスを提供している。
財務安全性
財務安全性では、総資産8.26億円、純資産0.09億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率5.2%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF0.39億円、投資CF-0.22億円、財務CF-1.34億円、現金及び現金同等物の期末残高3.80億円です。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | -40.6% | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 35.8% | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は1.9%、総資産経常利益率は1.4%です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
売上規模の確認
売上高は12.10億円、前年比は+17.9%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は5.2%、純資産は0.09億円です。利益剰余金がマイナスで資本が薄いため、連結化後の資本政策と資金繰りを分けて評価します。
リスク要因
営業利益の伸び悩み
営業利益は0.22億円で、前年同期比29.1%減です。増収でも利益が減少しているため、営業利益率1.9%の回復が焦点になります。
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは0.39億円です。利益よりキャッシュです。連結化後の運転資金と投資負担が、手元資金にどう影響するかを確認します。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高13.64億円、営業利益0.41億円です。計画を見る時は、増収よりも営業利益率を維持できるかを先に確認します。連結範囲の拡大に伴う費用や投資負担が利益を圧迫する可能性があります。
市場評価の変動可能性
決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。
業界動向との関連
業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。
株価への示唆
中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は売上高12.10億円(+17.9%)、営業利益0.22億円(-29.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益0.13億円(-40.6%)という内容でした。増収を確保した一方で利益率が低下しており、連結化後の事業規模と利益のバランスが課題です。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高13.64億円、営業利益0.41億円、経常利益0.35億円、純利益0.29億円、EPS11.97円が示されています。会社予想は前提です。連結化後の営業利益率と営業CFが計画に届くかを確認します。
総合判断
総合判断は中立。判断の根拠は、増収を確保した一方で営業利益0.22億円、自己資本比率5.2%にとどまる点です。次回は連結化後の営業利益率、営業CF、自己資本の回復を確認したいところです。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、P-manebi、開示日: 2026-09-14