1. 投資判断サマリー

TOTOは、プライム(内国株式)に属するガラス・土石製品の銘柄です。直近の材料だけで評価を固定せず、業績の方向、利益率、キャッシュ・フロー、財務安全性、株主還元を同じ順番で確認するページとして整理します。

項目内容
更新日2026年7月5日
総合評価★★★☆☆(中立)
一言サマリーTOTOの2026年3月期は、売上高7,374億円、営業利益537億円、純利益402億円となり増収増益で着地した。

2. 投資評価(星評価・レーダーチャート)

投資評価は、成長性、収益性、財務、配当、安定性の5軸で整理します。星評価は直近の開示情報、プロフィール、還元情報をもとにした確認用の目安です。

評価軸星評価コメント
成長性★★★☆☆売上や需要の伸び、会社計画の方向を確認します。
収益性★★☆☆☆営業利益率、コスト吸収力、一時要因の有無を確認します。
財務★★★★☆自己資本比率、現預金、営業CF、有利子負債を確認します。
配当★★★★☆配当方針と利益・キャッシュの裏付けを確認します。
安定性★★☆☆☆需要のぶれ、景気感応度、事業基盤の継続性を確認します。
時間軸見方
短期次回決算で、売上と利益率の方向を確認します。
中期会社計画に対する進捗とキャッシュ創出力を見ます。
長期財務余力、競争力、株主還元の持続性を確認します。
成長性 収益性 財務 配当 安定性 5軸評価:成長性3、収益性2、財務4、配当4、安定性2

3. 最新決算サマリー

基準にした開示情報は、2026-04-30開示の「TOTO|2026年3月期通期決算|営業増益・半導体向け好調」です。ここでは直近実績、前年比・変化、会社予想の有無を先に確認します。

項目直近実績前年比・変化会社予想・補足見方
売上高7,374.41億円+1.8%7,850億円増加率と利益へのつながりを確認します。
営業利益537.59億円+10.9%600億円利益成長の質と一時要因を確認します。
純利益402.57億円+230.8%460億円利益成長の質と一時要因を確認します。
EPS243.01円+238.8%279.78円1株利益の伸びと希薄化要因を確認します。

数字だけを見ると、売上は「7,374.41億円(+1.8%)」、利益は「537.59億円(+10.9%)」です。ここで大事なのは、見出しの増減をそのまま評価せず、収益の質とキャッシュに変わっているかを確認することです。会社は2027年3月期に売上高7,850億円、営業利益600億円、経常利益585億円、純利益460億円、EPS279.78円を計画している。

4. 今回の決算で注目するポイント

今回の決算は、見出しの増減だけでなく、収益の質と財務余力を分けて見る必要があります。

確認点今回の状況判断材料
売上の方向7,374.41億円(+1.8%)数量、単価、案件進捗、既存店、為替など、どの要因で動いたかを確認します。
利益の方向537.59億円(+10.9%)増収でも利益率が下がる場合は、コストや一時要因を分けて見ます。
キャッシュ自己資本比率は63.8%で非常に高く、純資産は5,339億円を維持している。利益が営業CFに変わっているか、投資負担が重すぎないかを確認します。
財務安全性自己資本比率は63.8%で非常に高く、純資産は5,339億円を維持している。自己資本比率、現預金、有利子負債、流動性を確認します。
会社予想会社は2027年3月期に売上高7,850億円、営業利益600億円、経常利益585億円、純利益460億円、EPS279.78円を計画している。計画の前提が保守的か、すでに織り込み済みかを見ます。

5. 投資判断のポイント

このセクションは、次回以降の決算でも繰り返し見るポイントです。単発の好材料より、同じ指標が継続して改善しているかを重視します。

論点なぜ見るか確認したい変化
売上と利益の連動増収でも利益率が下がる場合、評価は強まりにくくなります。営業利益率と粗利率の方向を確認する
キャッシュ創出会計上の利益だけでは、投資や運転資金の負担を見落とします。営業CFと投資CFのバランスを見る
会社計画会社予想は前提条件に左右されます。進捗率、修正有無、前提の現実性を追う

6. リスク要因

リスク内容
需要変動顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。
コスト上昇原材料、人件費、物流費、外注費の上昇は利益率の重荷になります。
計画未達会社予想の前提が崩れると、利益成長や還元期待が後退する可能性があります。
市場評価決算数値が改善しても、事前期待との差や需給によって株価反応は変わります。

7. 総合評価

ここでは売買判断ではなく、TOTOを見るための評価軸を整理します。

観点評価
強みTOTOの2026年3月期は、売上高7,374億円、営業利益537億円、純利益402億円となり増収増益で着地した。
懸念点顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。
次に見るポイント売上、営業利益、純利益、営業CF、会社計画、株主還元の順に確認します。

TOTOは、直近開示の数字と会社計画を出発点に、収益性・財務安全性・キャッシュ創出力を継続確認したい銘柄です。現時点では中立評価。次回は、売上よりも利益率と営業CFが素直についてくるかを優先して見ます。

出典

  • TOTO|2026年3月期通期決算|営業増益・半導体向け好調、開示日: 2026-04-30
  • 企業プロフィール: TOTO(5332)の基本情報
  • 配当情報: 会社開示に基づく配当実績・予想
  • 株主向け制度: 会社開示に基づく制度情報

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