東製鉄 5423 2027年3月期第2四半期決算 売上高1504.22億円(+12.3%) 営業利益: -35.43億円 売上高: 1504.22億円 リスク: 原材料・エネルギー価格 為替変動 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高1504.22億円1338.94億円+12.3%3260億円46.1%
営業利益-35.43億円60.45億円赤字転落10億円該当なし
経常利益-29.49億円69.83億円赤字転落20億円該当なし
純利益23.89億円45.68億円-47.7%70億円34.1%
EPS23.46円44.43円-47.2%69.28円33.9%

進捗率は中間期または第3四半期累計の実績を通期会社予想で割った単純計算です。

セグメント

東京製鐵は鉄鋼事業の単一セグメントです。中間期の売上高は1,504億22百万円(前年同期比12.3%増)、営業損失は35億43百万円。製品別では鋼材の販売数量が1,361千トンから1,468千トン、平均単価が9万5,700円から10万400円へ上昇しました。鋼材売上は1,302億41百万円から1,475億16百万円へ増えています。事業別利益は開示されていないため、単一セグメント全体の営業損益で見ます。

財務安全性

財務安全性では、総資産2764.42億円、純資産2172.29億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率78.6%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-47.2%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は-2.4%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の差には、営業外損益や税金の影響も含まれます。

ポジティブ要因

売上規模の確認

売上高は1504.22億円、前年比は+12.3%です。増収に対して営業損益は弱く、採算の確認が必要です。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は78.6%、純資産は2172.29億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

営業減益

営業利益は-35.43億円です。赤字が残る決算では、売上成長より固定費吸収と採算の確認が先になります。

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。売掛金、在庫、仕入れ条件による資金移動と、会計利益を照合する必要があります。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高3260億円、営業利益10億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。

市場評価の変動可能性

株価や市場予想との比較は本稿では扱っていません。

業界動向との関連

決算短信は鋼材市況や主原料の鉄スクラップ価格を業績変動要因に挙げています。中間期は販売数量と単価がともに上がって売上高が増えた一方、営業赤字でした。数量・単価の伸びだけでは採算改善を判断できず、会社が示す下期予想の前提を追う必要があります。

株価への示唆

増収と営業損益の動きが異なります。会社の営業利益予想は10億円で、今後の実績と採算の変化が確認点です。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

売上高と販売数量が増えた一方で営業赤字となり、純利益も前年同期を下回りました。中間期の販売増が採算回復につながっているかは、下期の実績で見極める必要があります。

来期見通し

通期会社予想では、売上高3260億円、営業利益10億円、経常利益20億円、純利益70億円、EPS69.28円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立。売上高は増えましたが、営業損益は赤字に転じました。売上数量・単価の増加だけで採算回復とはいえず、下期の営業利益と通期計画への到達状況が焦点です。

出典

本記事は東京製鐵の決算短信を基に作成しています。