1. 投資判断サマリー

エンビプロ・ホールディングスは、スタンダード(内国株式)に属する鉄鋼の銘柄です。直近の材料だけで評価を固定せず、業績の方向、利益率、キャッシュ・フロー、財務安全性、株主還元を同じ順番で確認するページとして整理します。

項目内容
更新日2026年7月5日
総合評価★★★☆☆(中立)
一言サマリーエンビプロHDの2026年6月期第3四半期決算は、売上高326.57億円(-13.6%)、営業利益21.63億円(+152.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益16.64億円(+62.9%)となった。

2. 最新決算サマリー

基準にしたローカル情報は、2026-05-14開示の「エンビプロHD|売上高326.57億円(-13.6%)|2026年6月期第3四半期決算」です。ここでは直近実績、前年比・変化、会社予想の有無を先に確認します。

項目直近実績前年比・変化会社予想・補足見方
売上高326.57億円-13.6%430億円増加率と利益へのつながりを確認します。
営業利益21.63億円+152.1%23億円利益成長の質と一時要因を確認します。
経常利益24.22億円+144.4%26億円利益成長の質と一時要因を確認します。
純利益16.64億円+62.9%18億円利益成長の質と一時要因を確認します。
EPS58.51円+73.2%63.24円1株利益の伸びと希薄化要因を確認します。

数字だけを見ると、売上は「326.57億円(-13.6%)」、利益は「21.63億円(+152.1%)」です。ここで大事なのは、見出しの増減をそのまま評価せず、収益の質とキャッシュに変わっているかを確認することです。来期または通期見通しでは、売上高430億円、営業利益23億円、経常利益26億円、純利益18億円、EPS63.24円が示されています。

3. 今回の決算で注目するポイント

今回の決算は、見出しの増減だけでなく、収益の質と財務余力を分けて見る必要があります。

確認点今回の状況判断材料
売上の方向326.57億円(-13.6%)数量、単価、案件進捗、既存店、為替など、どの要因で動いたかを確認します。
利益の方向21.63億円(+152.1%)増収でも利益率が下がる場合は、コストや一時要因を分けて見ます。
キャッシュ財務安全性では、総資産331.26億円、純資産184.10億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率54.4%を確認します。利益が営業CFに変わっているか、投資負担が重すぎないかを確認します。
財務安全性財務安全性では、総資産331.26億円、純資産184.10億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率54.4%を確認します。自己資本比率、現預金、有利子負債、流動性を確認します。
会社予想来期または通期見通しでは、売上高430億円、営業利益23億円、経常利益26億円、純利益18億円、EPS63.24円が示されています。計画の前提が保守的か、すでに織り込み済みかを見ます。

4. 投資判断のポイント

このセクションは、次回以降の決算でも繰り返し見るポイントです。単発の好材料より、同じ指標が継続して改善しているかを重視します。

論点なぜ見るか確認したい変化
売上と利益の連動増収でも利益率が下がる場合、評価は強まりにくくなります。営業利益率と粗利率の方向を確認する
キャッシュ創出会計上の利益だけでは、投資や運転資金の負担を見落とします。営業CFと投資CFのバランスを見る
会社計画会社予想は前提条件に左右されます。進捗率、修正有無、前提の現実性を追う

| 株主還元 | 2026年6月期の年間予想は22.00円です。会社予想(修正あり) 400株以上の保有特典としてQUOカードがあります。 | 利益水準と営業CFに支えられているか |

5. リスク要因

リスク内容
需要変動顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。
コスト上昇原材料、人件費、物流費、外注費の上昇は利益率の重荷になります。
計画未達会社予想の前提が崩れると、利益成長や還元期待が後退する可能性があります。
市場評価決算数値が改善しても、事前期待との差や需給によって株価反応は変わります。

6. 総合評価

ここでは売買判断ではなく、エンビプロ・ホールディングスを見るための評価軸を整理します。

観点評価
強みエンビプロHDの2026年6月期第3四半期決算は、売上高326.57億円(-13.6%)、営業利益21.63億円(+152.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益16.64億円(+62.9%)となった。
懸念点顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。
次に見るポイント売上、営業利益、純利益、営業CF、会社計画、株主還元の順に確認します。

エンビプロ・ホールディングスは、直近開示の数字と会社計画を出発点に、収益性・財務安全性・キャッシュ創出力を継続確認したい銘柄です。現時点では中立評価。次回は、売上よりも利益率と営業CFが素直についてくるかを優先して見ます。

7. 投資評価(星評価・レーダーチャート)

投資評価は、成長性、収益性、財務、配当、安定性の5軸で整理します。星評価は直近ローカル開示、プロフィール、還元データをもとにした確認用の目安です。

評価軸星評価コメント
成長性★★☆☆☆売上や需要の伸び、会社計画の方向を確認します。
収益性★★★★☆営業利益率、コスト吸収力、一時要因の有無を確認します。
財務★★★★☆自己資本比率、現預金、営業CF、有利子負債を確認します。
配当★★★★☆配当方針と利益・キャッシュの裏付けを確認します。
安定性★★★☆☆需要のぶれ、景気感応度、事業基盤の継続性を確認します。
時間軸見方
短期次回決算で、売上と利益率の方向を確認します。
中期会社計画に対する進捗とキャッシュ創出力を見ます。
長期財務余力、競争力、株主還元の持続性を確認します。
成長性 収益性 財務 配当 安定性 5軸評価:成長性2、収益性4、財務4、配当4、安定性3

出典

  • エンビプロHD|売上高326.57億円(-13.6%)|2026年6月期第3四半期決算、開示日: 2026-05-14
  • 企業プロフィール: エンビプロ・ホールディングス(5698)の基本情報
  • 配当データ: ローカル配当JSONに記録された会社開示ベースの配当情報
  • 保有特典データ: ローカル特典JSONに記録された会社開示ベースの制度情報