G-GO 581A 2026年5月期通期決算 売上高414.46億円(+31.8%) 営業利益: 70.41億円 売上高: 414.46億円 リスク: 為替変動 在庫評価・回転

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高414.46億円314.34億円+31.8%485億円該当なし
調整後EBITDA85.66億円33.82億円+153.3%144億円該当なし
EBITDA74.89億円29.72億円+152.0%135億円該当なし
営業利益70.41億円27.28億円+158.1%130億円該当なし
経常利益64.57億円26.32億円+145.2%131億円該当なし
純利益88.38億円20億円+341.8%112億円該当なし
EPS113.78円25.75円+341.9%非開示該当なし

通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。前年比などが非開示の場合は、決算短信側で前年実績または増減率が示されていないことを意味します。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+341.9%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE43.1%決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は17%、総資産経常利益率は9.7%です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

調整後EBITDAは85.66億円(前年比+153.3%)、営業利益は70.41億円(同+158.1%)まで拡大しました。営業利益率17.0%を次期も維持・改善できるかが見られます。

売上規模の確認

売上高は414.46億円、前年比は+31.8%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は32.6%、純資産は278.46億円です。ここが薄い会社では、赤字の大小よりも赤字が何四半期続けられるかを市場は見ます。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは96.09億円です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

次期予想は売上高485億円、調整後EBITDA144億円、営業利益130億円です。高い利益成長を織り込む計画であり、タクシー配車事業の成長投資や自動運転関連費用を吸収しながら達成できるかが焦点です。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

財務安全性

財務安全性では、総資産764.71億円、純資産278.46億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率32.6%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF96.09億円、投資CF-5.12億円、財務CF5.33億円、現金及び現金同等物の期末残高345.84億円です。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

増収、利益率改善、営業キャッシュ・フローの拡大がそろった点は評価材料です。一方、次期も大幅増益を見込むため、成長期待が高まるほど計画未達への反応も大きくなり得ます。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高414.46億円(+31.8%)、調整後EBITDA85.66億円(+153.3%)、営業利益70.41億円(+158.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益88.38億円(+341.8%)という内容でした。営業利益率は前年の8.7%から17.0%へ改善し、営業キャッシュ・フローも96.09億円に増加しています。

来期見通し

次期見通しでは、売上高485億円、調整後EBITDA144億円、EBITDA135億円、営業利益130億円、経常利益131億円、親会社株主に帰属する当期純利益112億円が示されています。EPS予想は決算短信に記載されていません。利益成長率が高い計画のため、四半期ごとの進捗とキャッシュ創出力を確認します。

総合判断

総合判断はポジティブ。売上高の31.8%増に対し、営業利益は158.1%増、純利益は341.8%増となり、営業キャッシュ・フローも拡大しました。次期の高い成長計画を実現できるか、調整後EBITDAと営業利益率の推移が次の確認点です。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-GO、開示日: 2026-07-14