決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期実績 | 増減率 | 来期会社計画 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 162億円 | 146億円 | +10.9% | 161億円 |
| 営業利益 | 26.7億円 | 19.6億円 | +35.9% | 23.0億円 |
| 純利益 | 17.3億円 | 16.1億円 | +7.8% | 17.0億円 |
| EPS | 723.67円 | 671.49円 | +7.8% | 710.20円 |
営業利益率は13.4%から16.4%へ改善した。
定量評価
EPS成長率は7.8%増、ROEは10.0%、自己資本比率は85.7%である。営業CFは25.8億円の黒字、現金及び現金同等物は46.8億円だった。2026年5月12日観測の株価6,030円に対し、来期予想EPSでみたPERは約8.5倍である。
ポジティブ要因
高い利益率
営業利益率は16.4%で、機械メーカーとして高い採算を示した。
財務安全性
自己資本比率は85.7%で、財務基盤は非常に強い。
営業CF改善
営業CFは25.8億円の黒字で、前期を上回った。
リスク要因
来期減益
来期は営業利益13.8%減、経常利益11.2%減を見込む。
需要サイクル
産業用機器は設備投資や製造業稼働率の影響を受ける。
成長の反動
今期の高い利益率が来期も続くとは限らない。
財務安全性
総資産は211億円、純資産は184億円、自己資本比率は85.7%で極めて高い。営業CFは黒字で、投資CFと配当を吸収できている。財務リスクは小さい。
業界動向との関連
産業機械は自動車、製造業、保守需要に連動する。当該業界は景気循環の影響を強く受けるため、業績は一定ではありません。
株価への示唆
株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
| シナリオ | 想定PER | 予想EPS | 理論株価 |
|---|---|---|---|
| 弱気 | 7倍 | 710.20円 | 4,971円 |
| 中立 | 9倍 | 710.20円 | 6,392円 |
| 強気 | 11倍 | 710.20円 | 7,812円 |
現在株価は中立シナリオに近い。高利益率を維持できる場合は評価が支えられる一方、来期減益計画が意識される場合は下振れる可能性がある。
今期の総括
2026年3月期は増収大幅営業増益で、利益率と財務安全性が目立った。ただし来期は減益計画であり、今期水準の持続性が焦点となる。
来期見通し
2027年3月期は売上高161億円、営業利益23億円、純利益17億円を計画する。売上は小幅減、利益も減少する見通しである。
総合判断
総合判断は中立である。高採算と財務安全性は強いが、来期減益計画を踏まえると慎重な評価が妥当である。次は受注と利益率を確認したい。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 株式会社ヤマダコーポレーション「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月12日開示