1. 投資判断サマリー

タダノは、プライム(内国株式)に属する機械の銘柄です。直近の材料だけで評価を固定せず、業績の方向、利益率、キャッシュ・フロー、財務安全性、株主還元を同じ順番で確認するページとして整理します。

項目内容
更新日2026年7月5日
総合評価★★★☆☆(中立)
一言サマリータダノの2026年12月期 第1四半期は、売上高858.45億円、営業利益40.12億円となり、増収・営業減益となった。

2. 最新決算サマリー

基準にしたローカル情報は、2026-05-07開示の「タダノ|2026年12月期 第1四半期|増収も営業益21%減」です。ここでは直近実績、前年比・変化、会社予想の有無を先に確認します。

項目直近実績前年比・変化会社予想・補足見方
売上高858.45億円+6.6%4000.00億円増加率と利益へのつながりを確認します。
営業利益40.12億円-20.6%250.00億円利益成長の質と一時要因を確認します。
純利益19.32億円-44.8%140.00億円利益成長の質と一時要因を確認します。
EPS85845円+6.6%110.80円1株利益の伸びと希薄化要因を確認します。

数字だけを見ると、売上は「858.45億円(+6.6%)」、利益は「40.12億円(-20.6%)」です。ここで大事なのは、見出しの増減をそのまま評価せず、収益の質とキャッシュに変わっているかを確認することです。会社計画は、売上高4000.00億円、営業利益250.00億円、経常利益220.00億円、純利益140.00億円、EPS110.80円である。

3. 今回の決算で注目するポイント

今回の決算は、見出しの増減だけでなく、収益の質と財務余力を分けて見る必要があります。

確認点今回の状況判断材料
売上の方向858.45億円(+6.6%)数量、単価、案件進捗、既存店、為替など、どの要因で動いたかを確認します。
利益の方向40.12億円(-20.6%)増収でも利益率が下がる場合は、コストや一時要因を分けて見ます。
キャッシュ流動比率は約201.2%である。利益が営業CFに変わっているか、投資負担が重すぎないかを確認します。
財務安全性流動比率は約201.2%である。自己資本比率、現預金、有利子負債、流動性を確認します。
会社予想会社計画は、売上高4000.00億円、営業利益250.00億円、経常利益220.00億円、純利益140.00億円、EPS110.80円である。計画の前提が保守的か、すでに織り込み済みかを見ます。

4. 投資判断のポイント

このセクションは、次回以降の決算でも繰り返し見るポイントです。単発の好材料より、同じ指標が継続して改善しているかを重視します。

論点なぜ見るか確認したい変化
受注・販売数量製造業は数量、単価、稼働率で利益率が大きく変わります。受注残、販売台数、設備稼働を確認する
為替と原価輸出比率や部材価格により、為替・原材料の影響を受けます。為替前提と原価改善の持続性を見る
投資回収研究開発や設備投資は中長期の競争力につながる一方、短期利益を圧迫します。投資額と営業CFのバランスを確認する

| 株主還元 | 2026年12月期の年間予想は34.00円です。会社予想(修正あり) | 利益水準と営業CFに支えられているか |

5. リスク要因

リスク内容
需要変動顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。
コスト上昇原材料、人件費、物流費、外注費の上昇は利益率の重荷になります。
計画未達会社予想の前提が崩れると、利益成長や還元期待が後退する可能性があります。
市場評価決算数値が改善しても、事前期待との差や需給によって株価反応は変わります。

6. 総合評価

ここでは売買判断ではなく、タダノを見るための評価軸を整理します。

観点評価
強みタダノの2026年12月期 第1四半期は、売上高858.45億円、営業利益40.12億円となり、増収・営業減益となった。
懸念点顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。
次に見るポイント売上、営業利益、純利益、営業CF、会社計画、株主還元の順に確認します。

タダノは、直近開示の数字と会社計画を出発点に、収益性・財務安全性・キャッシュ創出力を継続確認したい銘柄です。現時点では中立評価。次回は、売上よりも利益率と営業CFが素直についてくるかを優先して見ます。

7. 投資評価(星評価・レーダーチャート)

投資評価は、成長性、収益性、財務、配当、安定性の5軸で整理します。星評価は直近ローカル開示、プロフィール、還元データをもとにした確認用の目安です。

評価軸星評価コメント
成長性★★★☆☆売上や需要の伸び、会社計画の方向を確認します。
収益性★★☆☆☆営業利益率、コスト吸収力、一時要因の有無を確認します。
財務★★★☆☆自己資本比率、現預金、営業CF、有利子負債を確認します。
配当★★★★☆配当方針と利益・キャッシュの裏付けを確認します。
安定性★★★☆☆需要のぶれ、景気感応度、事業基盤の継続性を確認します。
時間軸見方
短期次回決算で、売上と利益率の方向を確認します。
中期会社計画に対する進捗とキャッシュ創出力を見ます。
長期財務余力、競争力、株主還元の持続性を確認します。
成長性 収益性 財務 配当 安定性 5軸評価:成長性3、収益性2、財務3、配当4、安定性3

出典

  • タダノ|2026年12月期 第1四半期|増収も営業益21%減、開示日: 2026-05-07
  • 企業プロフィール: タダノ(6395)の基本情報
  • 配当データ: ローカル配当JSONに記録された会社開示ベースの配当情報