G-ジーニー 6562 2027年3月期第1四半期決算 売上高34.99億円(+14.3%) 営業利益: -2.07億円 売上高: 34.99億円 リスク: 原材料・エネルギー価格 為替変動 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高34.99億円30.61億円+14.3%164億円21.3%
営業利益-2.07億円3.33億円赤字転落25億円該当なし
調整後営業利益1.56億円3.33億円-53.0%24億円6.5%
税引前利益-4.69億円2.32億円赤字転落23億円該当なし
親会社帰属利益-3.47億円1.50億円赤字転落15億円該当なし
EPS-28.24円12.43円赤字転落122.80円該当なし

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

G-ジーニーは2027年3月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)で報告セグメントを開示している。当期の全社売上高は34.99億円、営業利益は-2.07億円である。セグメント利益と全社利益の間には調整額が含まれる場合があるため、事業別の採算は開示されたセグメント注記に沿って確認する。

財務安全性

財務安全性では、総資産282.56億円、純資産115.61億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率37.4%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率赤字転落当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は-5.9%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は-2.07億円です。赤字が残る決算では、売上成長より固定費吸収と採算の確認が先になります。

売上規模の確認

売上高は34.99億円、前年比は+14.3%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は37.4%、純資産は115.61億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

通期予想は売上収益164億円、売上総利益117億円、営業利益25億円、調整後営業利益24億円です。第1四半期は会計上の営業赤字であり、貸倒引当金や不正アクセス関連損失などの調整項目が収束するかを確認します。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

市場はまだ信用しにくい内容です。売上、利益率、キャッシュのうち少なくとも一つがはっきり改善しないと、決算を買う理由は作りにくいでしょう。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上収益34.99億円、営業損失2.07億円、親会社帰属損失3.47億円という内容でした。調整後営業利益1.56億円との乖離が大きく、貸倒・不正アクセス・補償関連費用を継続して確認する必要があります。

来期見通し

通期見通しは売上収益164億円、売上総利益117億円、営業利益25億円、調整後営業利益24億円、税引前利益23億円、親会社帰属利益15億円、EPS122.80円です。第1四半期の赤字から計画へ戻るには、調整項目の収束と本業利益の積み上げが必要です。

総合判断

総合判断は弱気。増収と調整後営業黒字は確認できますが、会計上の営業赤字と親会社帰属損失を重く見ます。次回は調整項目、営業CF、通期営業利益への回復度を確認したいところです。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2027年3月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」、G-ジーニー、開示日: 2026-08-14