決算サマリー

項目訂正後実績前期増減率2027年3月期予想
売上高354.46億円325.82億円+8.8%365.00億円
営業利益12.19億円9.35億円+30.4%16.50億円
経常利益12.16億円10.24億円+18.7%16.50億円
親会社株主に帰属する当期純利益19.03億円7.77億円+144.9%23.00億円
EPS215.70円83.36円+158.8%247.29円

営業利益率は3.4%。大きく高収益化したわけではないが、増収に対して利益はしっかり伸びた。純利益の伸びが大きい点は一時要因を含めて分けて読む必要がある。

訂正のポイント

項目訂正前訂正後
営業利益11.99億円12.19億円
経常利益11.96億円12.16億円
親会社株主に帰属する当期純利益18.89億円19.03億円
EPS214.12円215.70円

訂正幅は大きくない。市場の見方を根本から変える内容ではないが、会計処理に関する訂正である以上、決算精度への目線は少し厳しくなる。

財務安全性

項目2026年3月期
総資産530.47億円
純資産372.05億円
自己資本比率69.2%
営業CF-24.71億円
投資CF20.47億円
財務CF-21.65億円
現金及び現金同等物114.22億円

自己資本比率は69.2%で、財務の厚みはある。気になるのは営業CFがマイナスだった点だ。利益が出ていても、売上債権や運転資金の動きでキャッシュが外に出る局面では、利益の質を確認したい。

来期見通し

2027年3月期は、売上高365.00億円、営業利益16.50億円、経常利益16.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益23.00億円を見込む。年間配当予想は105円である。会社計画どおりなら営業利益はさらに伸びるが、営業CFの改善が伴うかが次の確認点になる。

総合判断

総合判断は中立である。訂正後ベースでは増収増益の見え方がやや強まった。ただ、営業利益率はまだ3%台で、営業CFはマイナス。財務の厚みは評価できるが、ここからは利益成長とキャッシュ創出が同じ方向を向くかを見る局面である。

出典

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、電気興業、開示日: 2026-05-15
  • 「(訂正・数値データ訂正)『2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)』の一部訂正について」、電気興業、開示日: 2026-05-29