アドバンテスト 6857 2027年3月期第2四半期決算 売上高8452億円(+60.5%) 営業利益: 4568.09億円 売上高: 8452億円 リスク: 為替変動 在庫評価・回転 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高8452億円5267.33億円+60.5%18630億円45.4%
営業利益4568.09億円2324.35億円+96.5%9670億円47.2%
税引前利益5102.34億円2305.17億円+121.3%10215億円49.9%
純利益3680.83億円1698.13億円+116.8%7415億円49.6%
EPS508.99円232.19円+119.2%1027.08円49.6%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

アドバンテストは2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)で報告セグメントを開示している。当期の全社売上高は8452億円、営業利益は4568.09億円である。セグメント利益と全社利益の間には調整額が含まれる場合があるため、事業別の採算は開示されたセグメント注記に沿って確認する。

財務安全性

財務安全性では、総資産17320.80億円、純資産11451.35億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率66.1%を確認します。営業CFは3,069.66億円、投資CFは-2,108.81億円、財務CFは-304.13億円で、現金及び現金同等物の中間期末残高は4,017.85億円です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+119.2%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は54%、総資産税引前利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業増益

営業利益は4568.09億円で、前年同期比96.5%増です。増益幅に加え、営業利益率54%を次の四半期でも保てるかが見られます。

売上規模の確認

売上高は8452億円、前年比は+60.5%です。営業利益の増加に対し、棚卸資産の増加や税支払いを含めても営業CFは3,069.66億円の収入でした。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は66.1%、純資産は11451.35億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業CFは3,069.66億円の収入でした。投資CFは負債性金融商品の取得などで2,108.81億円の支出、財務CFは自己株式取得や配当支払いなどで304.13億円の支出です。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高18630億円、営業利益9670億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。

市場評価の変動可能性

株価の反応は、決算発表時の価格、出来高、市場予想などを併せて確認する必要があります。

業界動向との関連

同業他社との同期間の数値比較は行っていません。同社の売上・利益の変化と、開示された事業別の状況を確認します。

株価への示唆

会社の営業利益予想は9670億円です。決算数値に加え、発表時点の株価や市場予想との差を確認する必要があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高8452億円(+60.5%)、営業利益4568.09億円(+96.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益3680.83億円(+116.8%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。一時的な損益や税効果は、本業の収益力と分けて確認します。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高18630億円、営業利益9670億円、税引前利益10215億円、純利益7415億円、EPS1027.08円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

売上高8452億円、営業利益4568.09億円、純利益3680.83億円と、上期は大幅な増収増益でした。営業CFも3,069.66億円の収入です。棚卸資産の増加、金融商品の取得、自己株式取得を含む資金の動きを次の開示でも追います。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。