決算サマリー
| 項目 | 当期実績(訂正後) | 前年同期(訂正後) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 151.87億円 | 126.16億円 | +20.4% |
| 営業利益 | 9.40億円 | 3.48億円 | +170.1% |
| 経常利益 | 10.44億円 | 10.17億円 | +2.7% |
| 親会社株主に帰属する利益 | 4.76億円 | 5.81億円 | -18.1% |
セグメント
訂正後の短信では日本・アジア・欧州・北米の地域別情報が示される。元の四半期表をそのまま転載せず、各地域売上・利益を修正後データと照合してから比較する必要がある。本記事は訂正開示の業績表を優先し、修正後のセグメント実数が確認できない項目は記載しない。
財務安全性
訂正後は総資産898.73億円、純資産664.16億円。短信の自己資本比率は確認できるが、ここでは訂正前後の影響が明示された貸借対照表数値を優先した。四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。
定量評価
営業利益は前年の訂正後実績3.48億円に対して9.40億円。売上高の伸びを上回る営業増益となった。EPSは訂正開示の影響額一覧に数値がないため、訂正後値の比較を省く。
ポジティブ要因
売上高は前年同期比20.4%増。主力の自動車向けを中心に需要を取り込み、売上規模は拡大した。
リスク要因
営業利益は前年の訂正後値を下回り、経常利益・純利益の減益幅はさらに大きい。修正後数値を使うと、従来公表値より利益の見え方が弱まる。過年度訂正の範囲は複数年度・複数四半期に及ぶ。
業界動向との関連
自動車向けコネクタ需要の詳細な市場比較は本資料だけでは行わない。会社固有の数値訂正が比較可能性に影響するため、他社との成長率比較も慎重に扱う。
株価への示唆
決算修正を受け、当時の業績評価は訂正後の利益水準に置き換わる。株価への影響を断定せず、次の開示で訂正後基準の業績が続くか、再発防止策が具体化するかを確認したい。
今期の総括
第1四半期は増収増益。訂正後の前年同期値を基準にすると、営業利益は前年の3.48億円から9.40億円へ増えた。訂正前の10.69億円ではなく9.40億円が本文の基準となる。
来期見通し
当時の通期会社予想は売上高550億円、営業利益55億円、経常利益54億円、純利益39億円。10月1日の訂正開示は過年度実績訂正であり、業績予想の改定を示すものではない。
総合判断
総合判断は中立。売上高・営業利益の増加が確認できる一方、純利益は減少し、過年度訂正で比較基準も変わった。修正後の数値を今後の評価基準とする。
訂正開示の反映
9月30日の決算短信訂正に加え、10月1日訂正の過年度影響額一覧に合わせて当期と比較期の損益・貸借対照表数値を更新した。
出典
- 「2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、イリソ電子工業、当初開示日: 2025年8月4日。
- 「過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ」、同社、2026年9月30日。
- 「(再訂正・数値データ修正)2026年3月期第1四半期決算短信の一部訂正に関するお知らせ」、同社、2026年10月1日。
- 「(再訂正・数値データ修正)2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)の一部訂正に関するお知らせ」、イリソ電子工業、開示日: 2026-09-30
- 「(訂正)『過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ』の一部訂正について」、イリソ電子工業、2026年10月1日。