決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高13.06億円11.99億円+8.9%57.41億円22.7%
営業利益5.36億円4.83億円+11.1%23.62億円22.7%
経常利益5.33億円4.78億円+11.5%23.28億円22.9%
純利益3.16億円3.36億円-5.8%15.29億円20.7%
EPS13.23円13.68円-3.3%63.86円20.7%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

報告セグメント売上高前年同期比営業利益前年同期比
プロフェッショナルサービス7.45億円-0.8%3.03億円-14.3%
SaaS3.70億円+11.5%1.59億円+39.6%
DX1.90億円+64.9%0.74億円+394.6%

全社売上高は13.06億円、営業利益は5.36億円。セグメント利益合計と連結営業利益は一致する。プロフェッショナルサービスの減収減益をSaaSとDXが補った。

財務安全性

総資産82.26億円、純資産38.69億円、自己資本比率45.7%。四半期短信にキャッシュフロー計算書はなく、利益が現金に転換したかは確認できない。

定量評価

営業利益率は41.0%で、前年同期の40.3%から上昇。親会社株主帰属純利益は5.8%減った。前年にあった新株予約権戻入益の減少と税金費用増加が、営業利益と純利益の方向差につながった。

ポジティブ要因

SaaSとDXの売上高はそれぞれ11.5%、64.9%増え、営業利益も両部門で増加した。DXは売上1.90億円、営業利益0.74億円となり、前年同期から利益を大きく伸ばした。

リスク要因

売上構成の大きいプロフェッショナルサービスは、既存顧客との取引状況変化を受け営業利益が14.3%減った。成長領域のSaaS・DXが既存事業の減益を毎期補えるかはまだ見極めが必要。

業界動向との関連

広告運用代行・データフィード構築支援に加え、EC向けSaaSやID連携・業務自動化ツールを展開する。案件型サービスと継続課金型サービスの売上・利益構成を分けて追いたい。

株価への示唆

会社予想は売上高57.41億円、営業利益23.62億円、経常利益23.28億円、純利益15.29億円で変更なし。営業利益の進捗率は22.7%。SaaS・DXの成長継続と、プロフェッショナルサービスの顧客取引安定が確認点。

今期の総括

フィードフォースグループ(7068)の2027年5月期第1四半期は、売上高8.9%増、営業利益11.1%増だった。DXとSaaSが伸び、既存顧客との取引変化で減収減益となったプロフェッショナルサービスを補った。純利益は税負担増などで5.8%減となり、成長投資後の利益が残るかが焦点だ。

来期見通し

会社予想は売上高57.41億円、営業利益23.62億円、経常利益23.28億円、純利益15.29億円で変更なし。営業利益の進捗率は22.7%。SaaS・DXの成長継続と、プロフェッショナルサービスの顧客取引安定が確認点。

総合判断

営業増益を確保し、SaaS・DXが利益を押し上げた。一方、最大部門のプロフェッショナルサービスは減益、純利益も税負担などで減った。利益成長が複数部門に広がるかを次の四半期で確認する。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-FフォースG、開示日: 2026-09-29