イクヨ(7273) 2014年3月期第3四半期決算 売上高 66.84億円(+6.5%) 営業利益 4.37億円(+98.6%) 確認点:営業利益率 6.5% リスク:自動車生産・顧客集中・原材料費

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高66.84億円62.74億円+6.5%85.10億円78.5%
営業利益4.37億円2.20億円+98.6%4.56億円95.8%
経常利益3.95億円1.49億円+165.1%3.85億円102.6%
純利益3.64億円1.37億円+165.7%3.31億円110.0%
EPS23.76円8.96円+165.2%21.59円110.1%

進捗率は通期会社計画に対する単純計算であり、自動車生産の季節性を考慮していません。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+165.2%前年同期8.96円1株利益の方向を確認します。
ROE非開示決算短信四半期では通期ROEは開示されていません。
ROIC直接記載なし投下資本の内訳簡易推計は行っていません。
PER推移市場データ未反映過去レンジ株価データを含まないため算定していません。

営業利益率は6.5%です。売上の増減だけでなく、受注が利益へ残るかを見る必要があります。

ポジティブ要因

売上と利益

売上高は66.84億円(+6.5%)、営業利益は4.37億円(+98.6%)でした。経常利益は3.95億円、当期純利益は3.64億円です。

EPS

EPSは23.76円で、前年同期の8.96円から+165.2%となりました。

財務基盤

総資産は77.04億円、純資産は15.32億円、自己資本比率は19.9%です。

リスク要因

利益率

営業利益率は6.5%です。主要顧客の生産調整や価格交渉、材料費の変化が小幅な利益を押し下げる余地があります。

顧客需要

自動車部品メーカーとして完成車メーカーの生産台数に左右されます。売上高が計画どおりでも、製品構成や稼働率によって利益率は変動します。

会社計画

2014年3月期計画は売上高85.10億円、営業利益4.56億円です。利益計画の達成には受注量と製造効率の両方が必要です。

財務安全性

総資産77.04億円、純資産15.32億円、自己資本比率19.9%です。四半期短信ではキャッシュ・フロー計算書が開示されないため、通期の営業CFと設備投資負担を併せて確認します。

業界動向との関連

イクヨの業績は国内外の自動車生産、車種別受注、樹脂材料価格の影響を受けます。増収局面でも営業利益率が低下する場合、数量効果よりコスト負担が強いと読めます。

株価への示唆

売上高66.84億円に対して営業利益率は6.5%です。株価評価が持続するには、受注増だけでなく営業利益とキャッシュ創出の改善が必要です。

今期の総括

2014年3月期第3四半期決算は売上高66.84億円、営業利益4.37億円、経常利益3.95億円、当期純利益3.64億円でした。総合判断は中立とし、利益率と財務余力を分けて評価します。

来期見通し

2014年3月期の会社計画は売上高85.10億円、営業利益4.56億円、経常利益3.85億円、当期純利益3.31億円、EPS21.59円です。

総合判断

総合判断は中立。売上高の方向に加え、営業利益率6.5%、自己資本比率19.9%、会社計画に対する進捗を確認する局面です。

出典

  • イクヨ「平成26年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」、開示日: 2014-02-07