イクヨ(7273) 2014年3月期通期決算 売上高 92.60億円(+10.8%) 営業利益 6.59億円(+103.4%) 確認点:営業利益率 7.1% リスク:自動車生産・顧客集中・原材料費

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高92.60億円83.58億円+10.8%85.72億円該当なし
営業利益6.59億円3.24億円+103.4%3.45億円該当なし
経常利益5.98億円2.28億円+162.3%2.33億円該当なし
純利益3.52億円1.84億円+91.3%2.05億円該当なし
EPS22.95円12.04円+90.6%13.39円該当なし

会社計画欄は次期予想のため、通期実績との進捗率は該当なしです。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+90.6%前年同期12.04円1株利益の方向を確認します。
ROE26.7%決算短信四半期では通期ROEは開示されていません。
ROIC直接記載なし投下資本の内訳簡易推計は行っていません。
PER推移市場データ未反映過去レンジ株価データを含まないため算定していません。

営業利益率は7.1%です。売上の増減だけでなく、受注が利益へ残るかを見る必要があります。

ポジティブ要因

売上と利益

売上高は92.60億円(+10.8%)、営業利益は6.59億円(+103.4%)でした。経常利益は5.98億円、当期純利益は3.52億円です。

EPS

EPSは22.95円で、前年同期の12.04円から+90.6%となりました。

財務基盤

総資産は71.57億円、純資産は15.09億円、自己資本比率は21.1%です。

リスク要因

利益率

営業利益率は7.1%です。主要顧客の生産調整や価格交渉、材料費の変化が小幅な利益を押し下げる余地があります。

顧客需要

自動車部品メーカーとして完成車メーカーの生産台数に左右されます。売上高が計画どおりでも、製品構成や稼働率によって利益率は変動します。

会社計画

2015年3月期計画は売上高85.72億円、営業利益3.45億円です。利益計画の達成には受注量と製造効率の両方が必要です。

財務安全性

総資産71.57億円、純資産15.09億円、自己資本比率21.1%です。四半期短信ではキャッシュ・フロー計算書が開示されないため、通期の営業CFと設備投資負担を併せて確認します。

業界動向との関連

イクヨの業績は国内外の自動車生産、車種別受注、樹脂材料価格の影響を受けます。増収局面でも営業利益率が低下する場合、数量効果よりコスト負担が強いと読めます。

株価への示唆

売上高92.60億円に対して営業利益率は7.1%です。株価評価が持続するには、受注増だけでなく営業利益とキャッシュ創出の改善が必要です。

今期の総括

2014年3月期通期決算は売上高92.60億円、営業利益6.59億円、経常利益5.98億円、当期純利益3.52億円でした。総合判断は中立とし、利益率と財務余力を分けて評価します。

来期見通し

2015年3月期の会社計画は売上高85.72億円、営業利益3.45億円、経常利益2.33億円、当期純利益2.05億円、EPS13.39円です。

総合判断

総合判断は中立。売上高の方向に加え、営業利益率7.1%、自己資本比率21.1%、会社計画に対する進捗を確認する局面です。

出典

  • イクヨ「平成26年3月期 通期決算短信〔日本基準〕(非連結)」、開示日: 2014-05-15