イクヨ(7273) 2017年3月期第2四半期決算 売上高 51.81億円(-9.1%) 営業利益 3.25億円(-14.5%) 確認点:営業利益率 6.3% リスク:自動車生産・顧客集中・原材料費

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高51.81億円57.02億円-9.1%100.37億円51.6%
営業利益3.25億円3.80億円-14.5%4.40億円73.9%
経常利益3.63億円3.79億円-4.2%4.73億円76.7%
純利益2.26億円4.47億円-49.4%3.01億円75.1%
EPS14.79円29.19円-49.3%19.64円75.3%

進捗率は通期会社計画に対する単純計算であり、自動車生産の季節性を考慮していません。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-49.3%前年同期29.19円1株利益の方向を確認します。
ROE非開示決算短信四半期では通期ROEは開示されていません。
ROIC直接記載なし投下資本の内訳簡易推計は行っていません。
PER推移市場データ未反映過去レンジ株価データを含まないため算定していません。

営業利益率は6.3%です。売上の増減だけでなく、受注が利益へ残るかを見る必要があります。

ポジティブ要因

売上と利益

売上高は51.81億円(-9.1%)、営業利益は3.25億円(-14.5%)でした。経常利益は3.63億円、当期純利益は2.26億円です。

EPS

EPSは14.79円で、前年同期の29.19円から-49.3%となりました。

財務基盤

総資産は96.12億円、純資産は38.48億円、自己資本比率は40.0%です。

リスク要因

利益率

営業利益率は6.3%です。主要顧客の生産調整や価格交渉、材料費の変化が小幅な利益を押し下げる余地があります。

顧客需要

自動車部品メーカーとして完成車メーカーの生産台数に左右されます。売上高が計画どおりでも、製品構成や稼働率によって利益率は変動します。

会社計画

2017年3月期計画は売上高100.37億円、営業利益4.40億円です。利益計画の達成には受注量と製造効率の両方が必要です。

財務安全性

総資産96.12億円、純資産38.48億円、自己資本比率40.0%です。四半期短信ではキャッシュ・フロー計算書が開示されないため、通期の営業CFと設備投資負担を併せて確認します。

業界動向との関連

イクヨの業績は国内外の自動車生産、車種別受注、樹脂材料価格の影響を受けます。増収局面でも営業利益率が低下する場合、数量効果よりコスト負担が強いと読めます。

株価への示唆

売上高51.81億円に対して営業利益率は6.3%です。株価評価が持続するには、受注増だけでなく営業利益とキャッシュ創出の改善が必要です。

今期の総括

2017年3月期第2四半期決算は売上高51.81億円、営業利益3.25億円、経常利益3.63億円、当期純利益2.26億円でした。総合判断は中立とし、利益率と財務余力を分けて評価します。

来期見通し

2017年3月期の会社計画は売上高100.37億円、営業利益4.40億円、経常利益4.73億円、当期純利益3.01億円、EPS19.64円です。

総合判断

総合判断は中立。売上高の方向に加え、営業利益率6.3%、自己資本比率40.0%、会社計画に対する進捗を確認する局面です。

出典

  • イクヨ「平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」、開示日: 2016-11-11