イクヨ(7273) 2018年3月期第2四半期決算 売上高 53.85億円(+3.9%) 営業利益 0.92億円(-71.7%) 確認点:営業利益率 1.7% リスク:自動車生産・顧客集中・原材料費

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高53.85億円51.81億円+3.9%120.38億円44.7%
営業利益0.92億円3.25億円-71.7%3.16億円29.1%
経常利益1.06億円3.63億円-70.8%3.61億円29.4%
純利益0.68億円2.26億円-69.9%2.30億円29.6%
EPS44.97円147.93円-69.6%151.37円29.7%

進捗率は通期会社計画に対する単純計算であり、自動車生産の季節性を考慮していません。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-69.6%前年同期147.93円1株利益の方向を確認します。
ROE非開示決算短信四半期では通期ROEは開示されていません。
ROIC直接記載なし投下資本の内訳簡易推計は行っていません。
PER推移市場データ未反映過去レンジ株価データを含まないため算定していません。

営業利益率は1.7%です。売上の増減だけでなく、受注が利益へ残るかを見る必要があります。

ポジティブ要因

売上と利益

売上高は53.85億円(+3.9%)、営業利益は0.92億円(-71.7%)でした。経常利益は1.06億円、当期純利益は0.68億円です。

EPS

EPSは44.97円で、前年同期の147.93円から-69.6%となりました。

財務基盤

総資産は106.44億円、純資産は39.90億円、自己資本比率は37.5%です。

リスク要因

利益率

営業利益率は1.7%です。主要顧客の生産調整や価格交渉、材料費の変化が小幅な利益を押し下げる余地があります。

顧客需要

自動車部品メーカーとして完成車メーカーの生産台数に左右されます。売上高が計画どおりでも、製品構成や稼働率によって利益率は変動します。

会社計画

2018年3月期計画は売上高120.38億円、営業利益3.16億円です。利益計画の達成には受注量と製造効率の両方が必要です。

財務安全性

総資産106.44億円、純資産39.90億円、自己資本比率37.5%です。四半期短信ではキャッシュ・フロー計算書が開示されないため、通期の営業CFと設備投資負担を併せて確認します。

業界動向との関連

イクヨの業績は国内外の自動車生産、車種別受注、樹脂材料価格の影響を受けます。増収局面でも営業利益率が低下する場合、数量効果よりコスト負担が強いと読めます。

株価への示唆

売上高53.85億円に対して営業利益率は1.7%です。株価評価が持続するには、受注増だけでなく営業利益とキャッシュ創出の改善が必要です。

今期の総括

2018年3月期第2四半期決算は売上高53.85億円、営業利益0.92億円、経常利益1.06億円、当期純利益0.68億円でした。総合判断は中立とし、利益率と財務余力を分けて評価します。

来期見通し

2018年3月期の会社計画は売上高120.38億円、営業利益3.16億円、経常利益3.61億円、当期純利益2.30億円、EPS151.37円です。

総合判断

総合判断は中立。売上高の方向に加え、営業利益率1.7%、自己資本比率37.5%、会社計画に対する進捗を確認する局面です。

出典

  • イクヨ「平成30年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」、開示日: 2017-11-10