決算サマリー
| 項目 | 2026年中間期 | 前年中間期 | 2026年通期会社予想 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 198百万円 | 240百万円 | 486百万円 |
| 営業損益 | 42百万円 | △38百万円 | 54百万円 |
| 経常損益 | 40百万円 | △40百万円 | 50百万円 |
| 中間・当期純損益 | 40百万円 | △25百万円 | 50百万円 |
| 1株当たり純利益 | 23.11円 | △15.04円 | 28.83円 |
売上高は減ったが、営業損益は約80百万円改善した。通期予想は中間決算発表時に修正されている。中間期の営業利益42百万円は通期予想54百万円の約78%だが、11月に予定するイベントの収益や下期費用を含め、単純な進捗率だけでは達成を判断できない。表の百万円表示は短信の百万円未満切り捨て。
事業別の動き
| 報告セグメント | 売上高 | 前年中間期 | セグメント損益 | 前年中間期 |
|---|---|---|---|---|
| スポーツ関連事業 | 33百万円 | 46百万円 | △31百万円 | △56百万円 |
| アスティーダサロン事業 | 164百万円 | 135百万円 | 123百万円 | 89百万円 |
| 飲食事業 | 0百万円 | 59百万円 | ― | △13百万円 |
| 全社合計 | 198百万円 | 240百万円 | 営業利益42百万円 | 営業損失38百万円 |
スポーツ関連事業では新規スポンサーの獲得が鈍り、赤字が続いた。アスティーダサロン事業では会員収入に加え、6月の野沢温泉村でのイベント収益を計上した。飲食事業は全直営店舗から撤退し、当期の売上はない。セグメント利益合計92百万円から全社費用50百万円を控除した額が営業利益42百万円となる。セグメント表の千円単位数値を百万円単位に切り捨てたため、合計に端数差がある。
財務と継続企業の前提
総資産は103百万円、純資産は△184百万円、自己資本比率は△177.6%。営業キャッシュ・フローは10百万円の流入だったが、期末現金及び現金同等物は35百万円にとどまる。会社は、黒字化と営業キャッシュ・フロー改善後も債務超過が続くため、継続企業の前提に重要な不確実性があると明記した。スポーツ事業の費用削減とサロン事業への経営資源集中に加え、必要に応じた資金調達を対応策としている。
この注記は、現在の黒字だけでは財務面の懸念が解消していないことを示す。今後は利益額とともに、運転資金の確保、債務超過の縮小、資金調達の条件を確認したい。
配当と見通し
2026年12月期の中間配当は0円、会社の期末・年間配当予想も0円。通期予想は売上高486百万円、営業利益54百万円、当期純利益50百万円である。会社は2026年11月のアスティーダエグゼクティブサロン開催を計画し、2027年には開催回数を増やす方針を示している。イベント収益の時期と継続性が下期以降の焦点となる。
総合判断
サロン事業の拡大と不採算事業の整理で営業損益は改善した。ただし、スポーツ関連事業は赤字で、純資産はマイナスのままだ。現時点では営業黒字を財務健全化と同一視できない。次の開示では、サロン事業の収益継続、現金残高、債務超過の改善を優先して確認する。