決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社通期予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 32,520百万円 | 21,100百万円 | +54.1% | 70,000百万円 | 46.5% |
| 営業利益 | 2,215百万円 | 872百万円 | +153.9% | 4,780百万円 | 46.3% |
| 経常利益 | 2,355百万円 | 996百万円 | +136.2% | 5,030百万円 | 46.8% |
| 親会社帰属純利益 | 1,559百万円 | 732百万円 | +112.9% | 3,190百万円 | 48.9% |
| EPS | 123円 | 52.24円 | +135.5% | 251.57円 | 48.9% |
対象は2026-04-01〜2026-09-30の連結累計。会社予想は2027年3月期通期であり、進捗率は単純計算。季節性や費用計上時期を含む達成確率ではない。金額・増減率は短信の表示に合わせており、丸め前の数値で計算した増減率と表示金額からの再計算には差がある。
セグメント
| 事業・分類 | 当期売上高(千円) | 前年同期売上高(千円) | 構成比 | セグメント利益(千円) |
|---|---|---|---|---|
| 電機・電子部品販売事業 | 32,347,118 | 20,871,942 | 99.5% | 2,240,819 |
| 製造事業 | 173,647 | 228,325 | 0.5% | -25,781 |
外部顧客向け売上高。セグメント利益と全社営業利益の差には、内部取引消去・全社費用等や表示単位の端数差を含む。
定量評価
| 指標 | 確認結果 |
|---|---|
| 営業利益率 | 6.8%(累計実績から計算) |
| ROIC | 投下資本の定義と平均残高をそろえた算定を行っていないため評価を保留 |
| PER推移 | 発表時点の株価・過去比較を検証していないため評価を保留 |
全社営業利益22.15億円に対し営業CFは19.03億円。財務CFは21.12億円の支出であり、増益と手元資金の変化を同一視しない。
ポジティブ要因
主力の電機・電子部品販売は売上が55.0%増え、セグメント利益は22.41億円となった。会社は半導体・データセンター関連投資を背景とする顧客の受注環境を説明している。
リスク要因
売上の大部分が販売事業に集中する。半導体設備投資の波や顧客の調達時期に左右され、製造事業では減収と損失拡大が続いた。
財務安全性
期末の総資産306.44億円、純資産173.57億円、自己資本比率56.6%である。キャッシュ・フローは営業CF19.03億円、投資CF-0.14億円、財務CF-21.12億円、現金及び現金同等物の期末残高65.98億円である。
資産・資本は期末残高、CFは当期累計の資金収支である。利益と資金回収の時期差を踏まえて読む。
業界動向との関連
FA部品商社の業績は半導体メーカーや装置メーカーの投資時期に影響される。AI需要の拡大という背景と、自社の出荷・資金回収を区別して読む。
株価への示唆
今回の焦点は「半導体関連需要で主力販売事業が拡大」である。公表後の株価・出来高や市場予想との比較は本記事では扱わない。開示から確認できる事業別の採算と、通期予想に必要な利益の積み上げを判断材料とする。
今期の総括
売上高32,520百万円、営業利益2,215百万円が今回の累計実績となった。全社営業利益22.15億円に対し営業CFは19.03億円。財務CFは21.12億円の支出であり、増益と手元資金の変化を同一視しない。
来期見通し
通期営業利益予想は47.80億円、純利益予想は31.90億円。上期の受注・売上の伸びが継続するかと、在庫・売上債権の増え方を確認する。
ここで扱う会社予想は現在進行中の2027年3月期通期である。翌年度について独自の数値予想は置かない。
総合判断
今回の開示に対する判断は中立とする。売上の大部分が販売事業に集中する。利益の持続性と資金回収、会社予想の前提がそろうかを追う。株価水準を踏まえた売買判断とは区別する。
関連ページ
出典
- スズデン「2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年11月2日)、公式IR・決算資料