1. 投資判断サマリー
アールビバンは、スタンダード(内国株式)に属する小売業の銘柄です。直近の材料だけで評価を固定せず、業績の方向、利益率、キャッシュ・フロー、財務安全性、株主還元を同じ順番で確認するページとして整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 更新日 | 2026年7月5日 |
| 総合評価 | ★★★★☆(安定成長・中立) |
| 一言サマリー | アールビバンの2026年3月期通期決算は、売上高126.74億円(+18.1%)、営業利益26.98億円(+27.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益16.87億円(+33.3%)となった。 |
2. 最新決算サマリー
基準にしたローカル情報は、2026-05-15開示の「アールビバン|売上高126.74億円(+18.1%)|2026年3月期通期決算」です。ここでは直近実績、前年比・変化、会社予想の有無を先に確認します。
| 項目 | 直近実績 | 前年比・変化 | 会社予想・補足 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 126.74億円 | +18.1% | 会社計画欄を確認 | 増加率と利益へのつながりを確認します。 |
| 営業利益 | 26.98億円 | +27.6% | 会社計画欄を確認 | 利益成長の質と一時要因を確認します。 |
| 経常利益 | 26.82億円 | +18.3% | 会社計画欄を確認 | 利益成長の質と一時要因を確認します。 |
| 純利益 | 16.87億円 | +33.3% | 会社計画欄を確認 | 利益成長の質と一時要因を確認します。 |
| EPS | 185円 | +41.6% | 会社計画欄を確認 | 1株利益の伸びと希薄化要因を確認します。 |
数字だけを見ると、売上は「126.74億円(+18.1%)」、利益は「26.98億円(+27.6%)」です。ここで大事なのは、見出しの増減をそのまま評価せず、収益の質とキャッシュに変わっているかを確認することです。来期または通期見通しでは、会社予想非開示です。
3. 今回の決算で注目するポイント
今回の決算は、見出しの増減だけでなく、収益の質と財務余力を分けて見る必要があります。
| 確認点 | 今回の状況 | 判断材料 |
|---|---|---|
| 売上の方向 | 126.74億円(+18.1%) | 数量、単価、案件進捗、既存店、為替など、どの要因で動いたかを確認します。 |
| 利益の方向 | 26.98億円(+27.6%) | 増収でも利益率が下がる場合は、コストや一時要因を分けて見ます。 |
| キャッシュ | 財務安全性では、総資産366.45億円、純資産162.47億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率44.3%を確認します。 | 利益が営業CFに変わっているか、投資負担が重すぎないかを確認します。 |
| 財務安全性 | 財務安全性では、総資産366.45億円、純資産162.47億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率44.3%を確認します。 | 自己資本比率、現預金、有利子負債、流動性を確認します。 |
| 会社予想 | 来期または通期見通しでは、会社予想非開示です。 | 計画の前提が保守的か、すでに織り込み済みかを見ます。 |
4. 投資判断のポイント
このセクションは、次回以降の決算でも繰り返し見るポイントです。単発の好材料より、同じ指標が継続して改善しているかを重視します。
| 論点 | なぜ見るか | 確認したい変化 |
|---|---|---|
| 既存店売上 | 新規出店だけではなく、既存店の客数・客単価が利益の土台になります。 | 既存店売上と粗利率の方向を見る |
| 粗利率 | 食品・日用品・値下げ販売が増えると、売上増でも利益率が伸びにくくなります。 | 価格改定と商品ミックスを確認する |
| 出店投資 | 店舗改装や新規出店は成長材料ですが、投資回収には時間がかかります。 | 営業CFと投資CFのバランスを見る |
| 株主還元 | 2027年3月期の年間予想は60.00円です。会社予想 | 利益水準と営業CFに支えられているか |
5. リスク要因
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 価格競争 | 同業やECとの競争で値下げ圧力が強まると、粗利率が下がりやすくなります。 |
| 人件費・物流費 | 店舗運営や配送コストの上昇が営業利益を圧迫する可能性があります。 |
| 消費環境 | 節約志向や天候要因により、客数・客単価・商品構成がぶれます。 |
| 市場評価 | 決算数値が改善しても、事前期待との差や需給によって株価反応は変わります。 |
6. 総合評価
ここでは売買判断ではなく、アールビバンを見るための評価軸を整理します。
| 観点 | 評価 |
|---|---|
| 強み | アールビバンの2026年3月期通期決算は、売上高126.74億円(+18.1%)、営業利益26.98億円(+27.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益16.87億円(+33.3%)となった。 |
| 懸念点 | 同業やECとの競争で値下げ圧力が強まると、粗利率が下がりやすくなります。 |
| 次に見るポイント | 売上、営業利益、純利益、営業CF、会社計画、株主還元の順に確認します。 |
アールビバンは、直近開示の数字と会社計画を出発点に、収益性・財務安全性・キャッシュ創出力を継続確認したい銘柄です。現時点では安定成長・中立評価。次回は、売上よりも利益率と営業CFが素直についてくるかを優先して見ます。
7. 投資評価(星評価・レーダーチャート)
投資評価は、成長性、収益性、財務、配当、安定性の5軸で整理します。星評価は直近ローカル開示、プロフィール、還元データをもとにした確認用の目安です。
| 評価軸 | 星評価 | コメント |
|---|---|---|
| 成長性 | ★★★★☆ | 売上や需要の伸び、会社計画の方向を確認します。 |
| 収益性 | ★★★★☆ | 営業利益率、コスト吸収力、一時要因の有無を確認します。 |
| 財務 | ★★★☆☆ | 自己資本比率、現預金、営業CF、有利子負債を確認します。 |
| 配当 | ★★★★☆ | 配当方針と利益・キャッシュの裏付けを確認します。 |
| 安定性 | ★★★★☆ | 需要のぶれ、景気感応度、事業基盤の継続性を確認します。 |
| 時間軸 | 見方 |
|---|---|
| 短期 | 次回決算で、売上と利益率の方向を確認します。 |
| 中期 | 会社計画に対する進捗とキャッシュ創出力を見ます。 |
| 長期 | 財務余力、競争力、株主還元の持続性を確認します。 |
出典
- アールビバン|売上高126.74億円(+18.1%)|2026年3月期通期決算、開示日: 2026-05-15
- 企業プロフィール: アールビバン(7523)の基本情報
- 配当データ: ローカル配当JSONに記録された会社開示ベースの配当情報