ハークスレイHD 7561 2027年3月期第1四半期決算 売上高132.19億円(+2.5%) 営業利益: 7.84億円(+102.9%) 売上高: 132.19億円 リスク: 原材料・エネルギー価格 為替変動 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高132.19億円128.93億円+2.5%555億円23.8%
営業利益7.84億円3.86億円+102.9%28億円28.0%
経常利益10.43億円3.45億円+201.7%26億円40.1%
純利益6.55億円1.56億円+319.1%16億円40.9%
EPS35.42円8.45円+319.2%86.53円40.9%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

セグメント外部売上高前年同期増減率セグメント利益・損失前年同期
中食事業38.25億円43.27億円-11.6%-0.42億円0.92億円
店舗アセット&ソリューション事業37.40億円29.45億円+27.0%6.24億円3.87億円
物流・食品加工事業56.53億円56.21億円+0.6%2.40億円1.36億円
その他外部売上高なし外部売上高なし-2.85億円2.43億円

店舗アセット&ソリューションが増収増益をけん引し、物流・食品加工も利益を伸ばした。中食は外部売上高が11.6%減り、0.42億円の赤字へ転落している。全社費用など3.23億円を調整した連結営業利益は7.84億円となった。

財務安全性

財務安全性では、総資産706.58億円、純資産261.04億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率36.7%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+319.9%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は5.9%で、前年同期の3.0%から2.9ポイント改善した。EBITDAは12.77億円(41.1%増)であり、営業利益と混同しないように見る必要がある。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は7.84億円と前年同期比102.9%増えた。店舗アセット&ソリューションと物流・食品加工の増益が、中食の赤字を補った。

売上規模の確認

売上高は132.19億円、前年比は+2.5%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は36.7%、純資産は261.04億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高555億円、営業利益28億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

第1四半期は売上高132.19億円、営業利益7.84億円、純利益6.55億円の増収増益となった。利益成長は強いが、中食事業の0.42億円の赤字と、通期営業利益計画が前期比8.4%減である点は切り分けて見る必要がある。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高555億円、営業利益28億円、経常利益26億円、純利益16億円、EPS86.53円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立。営業利益は2倍、純利益は4.2倍となったが、増益をけん引した事業と赤字の中食で温度差がある。通期営業利益計画28億円は前期比8.4%減であり、第1四半期の高い伸びが年間で続く前提には置けない。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2027年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、ハークスレイHD、開示日: 2026-08-05