エスケイジャパン|76082027年2月期第2四半期 決算売上高+32.0%/営業利益-1.9%売上高100.36億円(+32.0%)、営業利益9.88億円(-1.9%)kabutrack.com

決算サマリー

指標当期前年同期増減率会社予想進捗率
売上高100.36億円76.02億円+32.0%195.00億円51.5%
営業利益9.88億円10.07億円-1.9%19.50億円50.7%
経常利益10.37億円10.10億円+2.7%19.60億円52.9%
親会社株主に帰属する中間純利益7.23億円7.09億円+2.0%13.70億円52.8%

セグメント

キャラクターエンタテインメント事業は売上高81.65億円(+37.2%)、営業利益9.24億円(+3.8%)。定番キャラクターや食品・菓子等が好調でしたが、仕入商品比率や荷造運搬費の上昇で利益率が下がりました。キャラクター・ファンシー事業は売上高18.71億円(+13.3%)、営業利益0.64億円(-45.1%)。インバウンド関連の販売は好調ながら、ホビー流通向け受注や仕入構成が利益を圧迫しています。

財務安全性

総資産95.32億円、純資産71.91億円、自己資本比率75.4%。営業CFは0.15億円の支出、投資CFは11.04億円の支出、財務CFは2.43億円の支出で、期末現金は28.54億円でした。高い自己資本比率に対し、上期営業CFは小幅なマイナスです。

定量評価

売上高は32%増えましたが、営業利益はわずかに減少し、営業利益率は約13.2%から9.8%に低下しました。売上構成の変化と物流費、為替が収益を左右した内容です。増収率だけでなく、キャラクターごとの商品構成と仕入採算が戻るかが重要です。

ポジティブ要因

キャラクターエンタテインメント事業は売上高37.2%増、営業利益3.8%増でした。プライズ市場の活況を受けた定番キャラクターや食品・菓子商品の販売が増収を支えています。

リスク要因

エンタテインメント事業では食品・菓子など仕入商品の増加、ファンシー事業では為替や仕入商品の増加が利益率を押し下げました。プライズ市場の好調が続いても、売上構成次第では利益が伸びない可能性があります。

業界動向との関連

当期の短信で確認できる需給・コスト要因は上記の通りです。業界全体の統計や競合比較は本記事では加えていません。

株価への示唆

短期的には、次期計画に対する実績の積み上がりを次の開示で見極める必要があります。決算数値だけから株価反応や妥当株価は判断できません。

今期の総括

エスケイジャパン(7608)の2027年2月期中間期は、売上高100.36億円(+32.0%)に対し営業利益は9.88億円(-1.9%)でした。プライズ商品販売が伸びた一方、仕入商品や物流費の影響で利益率が低下。通期営業利益計画に対する進捗と利益率の回復を見ます。

来期見通し

通期会社予想は売上高195億円、営業利益19.50億円、経常利益19.60億円、純利益13.70億円です。上期の営業利益進捗は50.7%。株式分割を考慮した年間配当予想は24円(分割前換算48円)です。

総合判断

今回の決算で確認できた事実は、売上高100.36億円(+32.0%)、営業利益9.88億円(-1.9%)です。評価の焦点は、会社計画の達成に向け、個別事業の採算が改善するかにあります。

出典

  • 「令和9年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、エスケイジャパン、2026年10月14日公表(公式IR資料)