決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 352.27億円 | 320.18億円 | +10% | 726億円 | 48.5% |
| 営業利益 | 20.91億円 | 25.26億円 | -17.2% | 50億円 | 41.8% |
| 経常利益 | 21.91億円 | 27.08億円 | -19.1% | 50.40億円 | 43.5% |
| 純利益 | 10.95億円 | 13.84億円 | -20.9% | 27.20億円 | 40.3% |
| EPS | 6.86円 | 8.68円 | -21.0% | 17.04円 | 40.3% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
報告セグメントは飲食事業の単一セグメントです。国内CoCo壱番屋などの店舗売上情報は補足指標として記し、連結セグメント売上とは扱いません。
飲食事業の単一セグメントです。補足表では直営・FC合計の国内CoCo壱番屋既存店売上高が前年同期比で増加。海外・国内子会社の事業拡大も全体売上を押し上げました。セグメント別営業利益は開示されていません。
財務安全性
自己資本比率は66.5%。営業CFは23億27百万円、投資CFはマイナス17億7百万円、財務CFはマイナス15億56百万円、現金は122億27百万円です。営業CFは黒字ですが、投資・財務支出を経て現金残高がどう推移するかを追います。
定量評価
| 指標 | 今回 | 確認できる範囲 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS | 決算サマリー参照 | 前年同期比を同表に記載 | 1株利益の伸びと営業利益の動きを併せて確認します。 |
| ROIC | 開示なし | 決算短信に記載なし | 必要な投下資本情報がないため独自算定していません。 |
| PER | 市場データ未使用 | 比較未実施 | 株価と予想利益の観測値を含めず、決算情報に限定します。 |
今回の判断材料は、売上高だけでなく営業利益率、会社計画、財務数値の組み合わせです。
ポジティブ要因
営業利益率は前年同期の約7.9%から約5.9%へ低下しました。店舗売上は伸びても利益は減少しており、海外を含む店舗拡大や費用の影響が考えられますが、短信記載以上の要因分解は避けます。
リスク要因
外食では店舗数・既存店売上の双方が売上を支えます。会社開示の店舗売上は直営店とFC店の合算であり、連結売上高とは計上範囲が異なる点に注意します。
業界動向との関連
店舗売上の成長と利益の弱さが並存しています。既存店売上、国内外出店、営業利益率の回復がそろうかが、据え置かれた計画への信頼を左右します。
短信にない同業比較や市場規模の数値は加えず、会社が開示した事業環境と実績に絞って評価します。
株価への示唆
決算の評価は次の開示で利益率とキャッシュフローが維持されるかに左右されます。通期予想は売上高726億円、営業利益50億円、純利益27億20百万円で据え置きです。中間期営業利益は20億91百万円、進捗率は約42%。営業利益の前年割れが続く場合、下期に計画達成に必要な利益の回復が求められます。 現時点の財務情報から株価水準や目標価格を算定することはできません。
今期の総括
売上高は10.0%増えましたが、営業利益は17.2%減。国内CoCo壱番屋の既存店売上は堅調で、海外・国内子会社も拡大した一方、利益率が低下しています。店舗売上の増加を利益へつなげられるかが焦点です。
来期見通し
通期予想は売上高726億円、営業利益50億円、純利益27億20百万円で据え置きです。中間期営業利益は20億91百万円、進捗率は約42%。営業利益の前年割れが続く場合、下期に計画達成に必要な利益の回復が求められます。
総合判断
投資スタンスは中立です。営業利益率は前年同期の約7.9%から約5.9%へ低下しました。店舗売上は伸びても利益は減少しており、海外を含む店舗拡大や費用の影響が考えられますが、短信記載以上の要因分解は避けます。 会社計画の修正有無と次回の利益率を確認し、今回の増減が継続するかを判断します。
出典
- 「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、壱番屋、開示日: 2026-10-05。数値は会社開示に基づき独自に要約。
- 壱番屋 公式IR