コラントッテ(7792)の2026年9月期通期高価格品とEC・店舗販売が伸び通期増益。広告による認知拡大が継続購入へつながるかを確認する2026年9月期通期|2026年11月6日開示コラントッテ(7792)高価格品とEC・店舗販売が伸び通期増益売上高90.01億円営業利益22.57億円EPS166.10円広告による認知拡大が継続購入へつながるかを確認するkabutrack.com

決算サマリー

項目 当期実績 前年同期 増減率 来期会社予想 進捗率
売上高 90.01億円 69.17億円 +30.1% 100.00億円 ―
営業利益 22.57億円 18.10億円 +24.7% 24.00億円 ―
経常利益 22.62億円 18.27億円 +23.8% 24.00億円 ―
純利益 15.11億円 13.28億円 +13.8% 16.00億円 ―
EPS 166.10円 146.49円 +13.4% 175.33円 ―

短信表紙は百万円表示、本文の金額は億円へ換算。CFと事業別表は各原表の単位を確認して換算した。増減率は会社開示を基本とし、EPSなどの計算値は表示額からの概算。会社予想欄は次期予想のため、当期実績に対する進捗率は示さない。

セグメント

事業・区分 当期売上 前年売上 増減率 当期利益 前年利益
ホールセール 44.62億円 比較値なし ― 非開示 比較値なし
イーコマース 33.32億円 比較値なし ― 非開示 比較値なし
リテール 12.07億円 比較値なし ― 非開示 比較値なし

単一セグメント内の販路別売上。千円を百万円へ換算。販路別利益は開示されておらず、全社営業利益を配分しない。

財務安全性

総資産79.23億円、純資産・資本合計62.98億円。自己資本比率・親会社帰属持分比率は79.5%。資産評価や利益の蓄積を含む資本の厚さと、営業活動の資金収支は分けて確認する。

営業CFは11.92億円、投資CFは-4.88億円、財務CFは-3.83億円。現金同等物の残高は25.02億円。営業・投資CFの単純合計は7.04億円だが、投資CFには設備取得のほか資産売却や有価証券の取得等も含まれる。

定量評価

EPSは当期166.10円、前年同期146.49円。増減率は+13.4%。利益総額に加えて期中平均株式数も影響する。営業利益率は25.1%、前年は26.2%。増収の大きさだけでなく、売上に対して残る利益を比較する。

通期の比較は、2025年9月期:売上69.17億円・営業利益18.10億円、2026年9月期:売上90.01億円・営業利益22.57億円。各年の範囲・一時損益の差にも注意する。

2026-09-30時点の発行済株式数は9,125,700株、自己株式は42株。期中平均株式数は9,099,945株で、EPSはこの平均株式数を基にした実績。期末株式数と期中平均は基準が異なるため、期末株式数でEPSを再計算しない。

指標 確認範囲
EPSの前年同期比較 +13.4%
ROIC 投下資本・税率の仮定を置いた推計は行っていない
PER推移 同時点の株価と過去レンジの比較は行っていない

当期は通期実績であり、次期予想との比較は進捗率ではなく、来期の増減と必要な収益水準として確認する。

ポジティブ要因

ホールセールは売上44.62億円で最も大きい。 営業利益は前年18.10億円から当期22.57億円へ増えた。

リスク要因

広告による認知拡大が継続購入へつながるかを確認する。製品在庫と新設備、EC販促費・卸の販売条件を見て、健康関連の需要拡大期待を製品の医学的効果へ拡大解釈しない。

業界動向との関連

コラントッテでは、卸の高価格帯商品やリカバリーウェア、ECと直営店の販売が伸びた。事業別の売上と採算が同じ方向に動くかが、その他製品という業種全体の印象よりも今回の数字を理解する手掛かりになる。

株価への示唆

コラントッテの決算を評価する際は、当期の営業利益22.57億円から、次の期間の利益と資金回収がどう変化するかを確かめる。営業CF11.92億円は利益と異なる動きも示すため、債権・在庫・債務の増減と合わせて収益の質を確認する。業績の改善が確認できても、発表前の期待や価格に織り込まれていれば、株価が同じ方向に動くとは限らない。

今期の総括

高価格品とEC・店舗販売が伸び通期増益。営業CF11.92億円は利益と異なる動きも示すため、債権・在庫・債務の増減と合わせて収益の質を確認する。

来期見通し

来期会社予想は売上高100.00億円、営業利益24.00億円、純利益16.00億円、EPS175.33円。会社予想と実績を分け、進捗の高低だけで上振れ・下振れを断定しない。 配当の会社開示は、期末実績 50.00円、年間実績 50.00円、中間実績 0.00円。実績と予想を区別し、株式分割がある場合は1株額の基準日も合わせる。 次期の2027年9月期は、期末予想 54.00円、年間予想 54.00円、中間予想 0.00円。

総合判断

中立。広告による認知拡大が継続購入へつながるかを確認する。広告投資を増やしても増収増益だったが、営業利益の伸びは売上を下回り、純利益の比較には前年の税効果も影響する。

出典