決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 248.61億円 | 229.46億円 | +8.3% | 489.84億円 | 50.8% |
| 営業利益 | 37.92億円 | 31.59億円 | +20% | 69.27億円 | 54.7% |
| 経常利益 | 39.25億円 | 32.52億円 | +20.7% | 71.25億円 | 55.1% |
| 純利益 | 26.46億円 | 21.95億円 | +20.5% | 47.55億円 | 55.6% |
| EPS | 163.63円 | 135.95円 | +20.4% | 293.91円 | 55.7% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
未来工業は「電材及び管材」「配線器具」の2報告セグメントと「その他」を開示しています。電材及び管材は売上高190億33百万円(前年同期比8.4%増)、セグメント利益34億93百万円(前年同期27億97百万円)。配線器具は売上高43億25百万円(11.6%増)、利益4億30百万円(前年同期3億99百万円)。その他は売上高15億1百万円(0.6%減)、利益3億10百万円(前年同期3億78百万円)。3区分の利益42億34百万円から全社費用などを調整した連結営業利益は37億92百万円です。
財務安全性
財務安全性では、総資産709.76億円、純資産576.15億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率80.0%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF24.47億円、投資CF-16.05億円、財務CF-14.50億円、現金及び現金同等物の期末残高191.02億円です。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | +20.4% | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 非開示 | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は15.3%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
営業増益
営業利益は37.92億円で、前年同期比20%増です。増益幅に加え、営業利益率15.3%を次の四半期でも保てるかが見られます。
売上規模の確認
売上高は248.61億円、前年比は+8.3%です。営業損益と開示された営業キャッシュ・フローも併せて確認します。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は80.0%、純資産は576.15億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。
リスク要因
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは24.47億円です。売掛金、在庫、仕入れ条件による資金移動と、会計利益を照合する必要があります。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高489.84億円、営業利益69.27億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。
市場評価の変動可能性
株価の反応は、決算発表時の価格、出来高、市場予想などを併せて確認する必要があります。
業界動向との関連
同業他社との同期間の数値比較は行っていません。同社の売上・利益の変化と、開示された事業別の状況を確認します。
株価への示唆
会社の営業利益予想は69.27億円です。決算数値に加え、発表時点の株価や市場予想との差を確認する必要があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は売上高248.61億円(+8.3%)、営業利益37.92億円(+20%)、親会社株主に帰属する当期純利益26.46億円(+20.5%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。一時的な損益や税効果は、本業の収益力と分けて確認します。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高489.84億円、営業利益69.27億円、経常利益71.25億円、純利益47.55億円、EPS293.91円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。
総合判断
総合判断は強気。判断の根拠は、売上高248.61億円、営業利益37.92億円、純利益26.46億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。
出典
本記事は各社が公開した決算短信を基にしています。
- 未来工業 決算短信一覧:「2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信」、2026年10月23日開示