決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 非開示 | 225.84億円 | +15% | 245億円 | 該当なし |
| 営業利益 | 非開示 | 3.46億円 | +15% | 3億円 | 該当なし |
| 経常利益 | 0.30億円 | 7.18億円 | +148.9% | 3.40億円 | 該当なし |
| 純利益 | 非開示 | 23.21億円 | 非開示 | 1.70億円 | 該当なし |
| EPS | 非開示 | 275.18円 | 非開示 | 20.15円 | 該当なし |
通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。前年比などが非開示の場合は、決算短信側で前年実績または増減率が示されていないことを意味します。
セグメント
ウェーブロックホールディングスは2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)で報告セグメントを開示している。当期の全社売上高は非開示、営業利益は非開示である。セグメント利益と全社利益の間には調整額が含まれる場合があるため、事業別の採算は開示されたセグメント注記に沿って確認する。
財務安全性
財務安全性では、総資産非開示、純資産非開示、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率1%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | 非開示 | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 非開示 | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は非開示、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
営業利益の変化
営業利益は非開示、前年比は+15%です。増益そのものより、営業利益率非開示が次の四半期でも保てるかが見られます。
売上規模の確認
売上高は非開示、前年比は+15%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は1%、純資産は非開示です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。
リスク要因
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは非開示です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高245億円、営業利益3億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。
市場評価の変動可能性
決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。
業界動向との関連
業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。
株価への示唆
中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は売上高非開示(+15%)、営業利益非開示(+15%)という内容でした。ここで見たいのは、きれいな増収コメントではなく営業利益の質です。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。本業の収益力とは異なる要因が混じると、株価の評価は長続きしません。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高245億円、営業利益3億円、経常利益3.40億円、純利益1.70億円、EPS20.15円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。
総合判断
総合判断は中立。判断の根拠は、売上高非開示、営業利益非開示、純利益非開示という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。数字がそろうまでは、市場はまだ少し距離を置きます。
訂正開示の反映
ウェーブロックホールディングスは2024-05-13に「2024年3月期 2024/05/16 (訂正・数値データ訂正)「2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の 一部訂正について」を開示したため、この記事は訂正後の内容を反映しています。
訂正理由は、「2024 年3月期決算短信〔日本基準〕 (連結) 」の公表後に、未収金(流動資産「その他」)、未 収消費税(流動資産「その他」)、未払法人税等および未払消費税等の処理に誤りがあることが判
| 訂正箇所 | 訂正前 | 訂正後 |
|---|---|---|
| 1.2024 年3月期の連結業績(2023 年4月1日~2024 年3月 31 日) | (2)連結財政状態総資産純資産自己資本比率 1株当たり純資産百万円百万円 % 円銭 2024年3月期 28,327 16,111 56.6 1,902.07 2023年3月期 26,268 15,833 60.1 1,870.81 | (2)連結財政状態総資産純資産自己資本比率 1株当たり純資産百万円百万円 % 円銭 2024年3月期 28,460 16,111 56.4 1,902.07 2023年3月期 26,268 15,833 60.1 1,870.81 -1- |
| 〇添付資料 3ページ | (2)当期の財政状態の概況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ 20 億 59 百万円増加し、283 億 27 百万円となりました。 流動資産は 11 億 65 百万円増加し、177 億 12 百万円となりました。これは主に現金及び預金が1億 27 百万円、受取手形が2億 11 百万円、売掛金が4億 44 百万円、製品が3億 65 百万円 | (2)当期の財政状態の概況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ 21 億 91 百万円増加し、284 億 60 百万円となりました。 流動資産は 12 億 98 百万円増加し、178 億 44 百万円となりました。これは主に現金及び預金が1億 27 百万円、受取手形が2億 11 百万円、売掛金が4億 44 百万円、製品が3億 65 百万円 |
| 〇添付資料 5・6ページ / 3.連結財務諸表及び主な注記 | (1)連結貸借対照表 (単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度 (2023年3月31日) (2024年3月31日) 資産の部流動資産 | (1)連結貸借対照表 (単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度 (2023年3月31日) (2024年3月31日) 資産の部流動資産 |
| 〇添付資料 16 ページ | 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント連結財務諸表調整額マテリアル合計計上額 | 当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント連結財務諸表調整額マテリアル合計計上額 |
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」、ウェーブロックホールディングス、開示日: 2023-05-12
- 「2024年3月期 2024/05/16 (訂正・数値データ訂正)「2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の 一部訂正について」、ウェーブロックホールディングス、開示日: 2024-05-13