決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 5076.70億円 | 4918.22億円 | +3.2% | 6850億円 | 74.1% |
| 営業利益 | 469.15億円 | 382.01億円 | +22.8% | 630億円 | 74.5% |
| 経常利益 | 476.98億円 | 395.27億円 | +20.7% | 640億円 | 74.5% |
| 純利益 | 325.99億円 | 272.75億円 | +19.5% | 440億円 | 74.1% |
| EPS | 156.15円 | 125.3円 | +24.6% | 211.48円 | 73.8% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
| セグメント | 売上高 | 前年同期比 | セグメント利益 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|---|
| エンタープライズ | 2,053億20百万円 | +4.1% | 168億81百万円 | +19.8% |
| エリア | 1,775億53百万円 | △0.4% | 185億83百万円 | +15.2% |
| コンスーマ | 1,014億48百万円 | +4.2% | 95億19百万円 | +30.6% |
| プロフェッショナル | 363億11百万円 | +4.1% | 40億6百万円 | +11.1% |
エンタープライズでは大型の複合機・プリンター案件やITソリューションが寄与しました。エリアは売上が微減でも、高付加価値構成と販管費削減により増益です。コンスーマは前年のPC需要の反動がある一方、メモリー価格上昇を見込んだ一部商品の需要が支えました。
財務安全性
第3四半期末の総資産は5,387億50百万円、純資産は3,926億92百万円、自己資本比率は72.8%です。営業キャッシュ・フローは373億2百万円、投資キャッシュ・フローは△215億92百万円でした。営業利益率は9.2%で、前年同期の7.8%から上昇しています。
株価材料として見る点
累計売上高は5,076億70百万円(+3.2%)、営業利益は469億15百万円(+22.8%)でした。通期予想は売上高6,850億円、営業利益630億円で据え置きです。営業利益の進捗は74.5%。高付加価値の商品・サービス構成が続くか、PC更新需要の反動が他領域に波及しないかが次の確認点です。
リスクと確認点
エリアではオフィス複合機市場の縮小や保守サービスの微減が続いています。プロフェッショナルも事業内でプロダクション印刷や産業機器が弱く、ヘルスケアの大型案件が補っています。セグメント別の売上成長だけでなく、案件の偏りと利益率の持続性をセグメント別の売上成長に加え、案件の偏りと利益率が続くかが次の確認点です。
出典
- キヤノンマーケティングジャパン IR情報:「2026年12月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)」(2026年10月26日)