ニチモウ 8091 2017年3月期第1四半期 決算 売上高 270.72億円 営業利益 5.40億円 食品事業と連結利益の差を確認 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績
売上高270.72億円
営業利益5.40億円
経常利益2.40億円
純利益1.77億円

当期の連結業績は短信の経営成績欄に基づく。四半期の記事は期初から当該四半期までの累計値を示す。

セグメント

当該決算短信に記載された事業別売上高とセグメント利益・損失は次のとおり。金額は百万円単位。

区分売上高セグメント利益・損失
食品事業17,488百万円403百万円
海洋事業4,139百万円227百万円
機械事業2,328百万円115百万円
資材事業2,427百万円74百万円
バイオティックス事業55百万円2百万円
物流事業612百万円4百万円
その他20百万円15百万円

各区分の利益を合算した金額は、全社費用や連結調整を反映した営業利益とは一致しない。事業別の採算と連結利益は区別して読む必要がある。

財務安全性

連結営業利益5.40億円は黒字だが、事業別利益の合計には全社費用がまだ反映されていない。売上と利益の差に加え、在庫や売上債権の増減を財務諸表で確認したい。

定量評価

営業利益率は2.0%(5.40億円÷270.72億円)。ROICとPERは本稿では算定しない。

ポジティブ要因

食品事業が17,488百万円を占める。この主力事業の販売動向が連結売上高を左右する。

リスク要因

連結営業利益率は2.0%。事業別の黒字だけで連結利益を判断できず、全社費用や不採算事業の損失も見る必要がある。

業界動向との関連

水産物の調達・加工・流通に加え、漁業資材や食品加工機械も扱うため、各事業の受注・原料価格・販売数量を分けて読む。

株価への示唆

売上高270.72億円に対して営業利益率は2.0%。評価が変わる条件は、売上の拡大に見合う連結採算の改善が続くことだ。

今期の総括

2017年3月期第1四半期は売上高270.72億円、営業利益5.40億円で着地した。セグメント別には食品事業が17,488百万円を占める。

来期見通し

次期業績の数値見通しは本稿では示さない。会社予想を確認する際は、事業別利益と連結営業利益の差を併せてみる。

総合判断

総合判断は中立。連結営業利益率は2.0%という点を踏まえ、連結採算の持続性を次の開示で確認する。

出典