決算サマリー
銀行のため、一般企業の売上高・営業利益ではなく、経常収益・経常利益・純利益で確認する。
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 通期予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 経常収益 | 179.87億円 | 139.50億円 | +28.9% | 非開示 | ― |
| 経常利益 | 47.23億円 | 39.91億円 | +18.3% | 124.00億円 | 38.1% |
| 純利益 | 32.01億円 | 30.76億円 | +4.0% | 84.00億円 | 38.1% |
| EPS | 104.69円 | 101.09円 | +3.6% | 274.73円 | ― |
事業構成と注目点
報告セグメントは銀行業のみであり、セグメント別情報は省略されている。一般企業の利益率ではなく、資金利益、預貸金残高、信用コスト、有価証券損益の変化が重要になる。
財務安全性
総資産は4兆7,770.54億円、純資産は2,226.50億円、決算短信上の自己資本比率は4.6%だった。この比率は銀行法上の規制自己資本比率とは異なるため、両者を混同しない。四半期短信ではキャッシュ・フロー計算書は開示されていない。
投資家が確認したい点
- 経常利益の進捗は高いが、純利益の増益率は4.0%にとどまった。
- 通期予想は経常利益124億円、純利益84億円で据え置かれた。
- 金利上昇による利ざや改善と、預金金利・信用コスト・債券損益の負担を分けて見る必要がある。
- 年間配当予想は1株110円で、この時点では据え置きだった。
総合判断
決算は増収増益で、通期予想に対する進捗も順調だった。一方、銀行の利益は金利環境や有価証券損益で振れやすい。第1四半期の進捗率だけで上振れを断定せず、純利益の伸びが再加速するかを確認したい。
出典
- 山梨中央銀行「2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、開示日: 2025-08-04