山梨中央銀行 8360 / 2026年3月期 第1四半期 経常収益 179.87億円 経常利益 47.23億円 前年同期比 +18.3% 純利益 32.01億円 前年同期比 +4.0% 通期経常利益予想124億円に対する進捗率 38.1% kabutrack.com

決算サマリー

銀行のため、一般企業の売上高・営業利益ではなく、経常収益・経常利益・純利益で確認する。

項目当期実績前年同期増減率通期予想進捗率
経常収益179.87億円139.50億円+28.9%非開示
経常利益47.23億円39.91億円+18.3%124.00億円38.1%
純利益32.01億円30.76億円+4.0%84.00億円38.1%
EPS104.69円101.09円+3.6%274.73円

事業構成と注目点

報告セグメントは銀行業のみであり、セグメント別情報は省略されている。一般企業の利益率ではなく、資金利益、預貸金残高、信用コスト、有価証券損益の変化が重要になる。

財務安全性

総資産は4兆7,770.54億円、純資産は2,226.50億円、決算短信上の自己資本比率は4.6%だった。この比率は銀行法上の規制自己資本比率とは異なるため、両者を混同しない。四半期短信ではキャッシュ・フロー計算書は開示されていない。

投資家が確認したい点

  • 経常利益の進捗は高いが、純利益の増益率は4.0%にとどまった。
  • 通期予想は経常利益124億円、純利益84億円で据え置かれた。
  • 金利上昇による利ざや改善と、預金金利・信用コスト・債券損益の負担を分けて見る必要がある。
  • 年間配当予想は1株110円で、この時点では据え置きだった。

総合判断

決算は増収増益で、通期予想に対する進捗も順調だった。一方、銀行の利益は金利環境や有価証券損益で振れやすい。第1四半期の進捗率だけで上振れを断定せず、純利益の伸びが再加速するかを確認したい。

出典

  • 山梨中央銀行「2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、開示日: 2025-08-04