決算サマリー
| 項目 | 2026年3月期 | 前期比 | 2027年3月期予想 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 13,771百万円 | +42.3% | - |
| 経常利益 | 1,779百万円 | +37.8% | 1,400百万円 |
| 純利益 | 1,046百万円 | +9.6% | 1,050百万円 |
| EPS | 196.31円 | - | 196.81円 |
定量評価
経常収益経常利益率は12.9%、ROEは3.5%です。株価2,114円、会社予想EPS196.81円からPERは約10.7倍、予想配当55円なら利回りは約2.6%です。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
ポジティブ要因
経常収益が42.3%増、経常利益が37.8%増と大きく伸びました。自己資本比率も短信ベースで5.5%へ上昇しています。
リスク要因
来期は経常利益21.3%減の計画です。地域金融機関として、貸出需要、信用コスト、有価証券評価、金利動向の影響を受けます。
財務安全性
総資産5,606.63億円、純資産319.68億円です。自己資本比率5.5%は短信上の比率であり、銀行の規制自己資本比率とは意味合いが異なります。
業界動向との関連
銀行業は金利上昇で利ざや改善が期待される一方、債券評価損や信用コストの増加には注意が必要です。地域経済の動向も業績に直結します。
株価への示唆
PERは低めですが、ROEは3.5%にとどまります。来期経常減益を織り込んだうえで、配当と資本効率を確認する局面です。
今期の総括
経常収益・経常利益は大きく伸び、銀行収益の改善が確認できました。
来期見通し
経常利益は21.3%減、純利益は0.2%増の計画です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
金利環境の恩恵は見えますが、資本効率と来期減益計画を踏まえた慎重な評価が必要です。
出典
株式会社富山銀行「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」。