決算サマリー

項目2026年3月期前期比2027年3月期予想
経常収益124,456百万円+21.1%142,800百万円
経常利益28,081百万円+34.4%33,700百万円
純利益20,269百万円+37.6%23,000百万円
EPS412.05円-467.50円

定量評価

経常収益経常利益率は22.6%、ROEは6.9%です。株価5,780円、会社予想EPS467.50円からPERは約12.4倍、予想配当200円なら利回りは約3.5%です。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

ポジティブ要因

経常収益、経常利益、純利益がいずれも二桁増となりました。来期も経常利益20.0%増、純利益13.5%増を見込んでおり、増益基調が続く計画です。

リスク要因

銀行業は金利動向、信用コスト、有価証券評価、地域経済の変化に影響されます。株式分割後の配当水準は見かけ上変化するため、過年度比較には注意が必要です。

財務安全性

総資産6兆2,727億円、純資産3,138.90億円です。自己資本比率5.0%は短信上の比率であり、銀行の規制自己資本比率とは意味合いが異なります。営業キャッシュ・フローは1,401.90億円のプラスでした。

業界動向との関連

地域銀行は金利上昇による利ざや改善が追い風になり得ます。一方で、貸出先の信用リスクや債券評価の変動も業績に直結します。

株価への示唆

来期も増益計画で、PERは銀行株として過度な割高感はありません。配当利回りとROE改善が評価の焦点です。

今期の総括

金利環境や収益基盤の改善を背景に、利益成長がはっきり出た決算でした。

来期見通し

経常収益14.7%増、経常利益20.0%増、純利益13.5%増の計画です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

地域銀行としては増益モメンタムが強く、金利環境と信用コストを確認しながら評価したい内容です。

出典

株式会社名古屋銀行「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」。