1. 投資判断サマリー
いちよし証券は、日本株市場に属する上場企業の銘柄です。直近の材料だけで評価を固定せず、業績の方向、利益率、キャッシュ・フロー、財務安全性、株主還元を同じ順番で確認するページとして整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 更新日 | 2026年7月30日 |
| 総合評価 | ★★★☆☆(中立) |
| 一言サマリー | いちよし証券の2027年3月期第1四半期は、営業収益76.07億円(前年同期比64.4%増)、純営業収益75.82億円(同64.3%増)、営業利益24.82億円(同553.3%増)でした。 |
2. 投資評価(星評価・レーダーチャート)
投資評価は、成長性、収益性、財務、配当、安定性の5軸で整理します。星評価は直近の開示情報、プロフィール、還元情報をもとにした確認用の目安です。
| 評価軸 | 星評価 | コメント |
|---|---|---|
| 成長性 | ★★★★☆ | 売上や需要の伸び、会社計画の方向を確認します。 |
| 収益性 | ★★★★☆ | 営業利益率、コスト吸収力、一時要因の有無を確認します。 |
| 財務 | ★★★☆☆ | 自己資本比率、現預金、営業CF、有利子負債を確認します。 |
| 配当 | ★☆☆☆☆ | 配当方針と利益・キャッシュの裏付けを確認します。 |
| 安定性 | ★★★☆☆ | 需要のぶれ、景気感応度、事業基盤の継続性を確認します。 |
| 時間軸 | 見方 |
|---|---|
| 短期 | 次回決算で、売上と利益率の方向を確認します。 |
| 中期 | 会社計画に対する進捗とキャッシュ創出力を見ます。 |
| 長期 | 財務余力、競争力、株主還元の持続性を確認します。 |
3. 最新決算サマリー
基準にした開示情報は、2026-07-30開示の「いちよし証券(8624)|営業利益24.82億円、ストック収益が拡大|2027年3月期第1四半期決算」です。ここでは直近実績、前年比・変化、会社予想の有無を先に確認します。
| 項目 | 直近実績 | 前年比・変化 | 会社予想・補足 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 76.07億円 | +64.4% | 会社計画欄を確認 | 増加率と利益へのつながりを確認します。 |
| 純営業収益 | 75.82億円 | +64.3% | 会社計画欄を確認 | 増加率と利益へのつながりを確認します。 |
| 営業利益 | 24.82億円 | +553.3% | 会社計画欄を確認 | 利益成長の質と一時要因を確認します。 |
| 経常利益 | 25.02億円 | +523.5% | 会社計画欄を確認 | 利益成長の質と一時要因を確認します。 |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 16.83億円 | +644.5% | 会社計画欄を確認 | 利益成長の質と一時要因を確認します。 |
| EPS | 52.34円 | +637.2% | 会社計画欄を確認 | 1株利益の伸びと希薄化要因を確認します。 |
数字だけを見ると、売上は「76.07億円(+64.4%)」、利益は「24.82億円(+553.3%)」です。ここで大事なのは、見出しの増減をそのまま評価せず、収益の質を確認することです。金融商品取引業は証券市場の変動に大きく影響されるため、会社は2027年3月期の連結業績予想を開示していません。
4. 今回の決算で注目するポイント
今回の決算は、見出しの増減だけでなく、収益の質と財務余力を分けて見る必要があります。
| 確認点 | 今回の状況 | 判断材料 |
|---|---|---|
| 売上の方向 | 76.07億円(+64.4%) | 数量、単価、案件進捗、既存店、為替など、どの要因で動いたかを確認します。 |
| 利益の方向 | 24.82億円(+553.3%) | 増収でも利益率が下がる場合は、コストや一時要因を分けて見ます。 |
| キャッシュ | 総資産は588.94億円、純資産は307.95億円、自己資本は307.46億円です。 | 自己資本比率、現預金、有利子負債、流動性を確認します。 |
| 財務安全性 | 総資産は588.94億円、純資産は307.95億円、自己資本は307.46億円です。 | 自己資本比率、現預金、有利子負債、流動性を確認します。 |
| 会社予想 | 金融商品取引業は証券市場の変動に大きく影響されるため、会社は2027年3月期の連結業績予想を開示していません。 | 計画の前提が保守的か、すでに織り込み済みかを見ます。 |
5. 投資判断のポイント
このセクションは、次回以降の決算でも繰り返し見るポイントです。単発の好材料より、同じ指標が継続して改善しているかを重視します。
| 論点 | なぜ見るか | 確認したい変化 |
|---|---|---|
| 売上と利益の連動 | 増収でも利益率が下がる場合、評価は強まりにくくなります。 | 営業利益率と粗利率の方向を確認する |
| キャッシュ創出 | 会計上の利益だけでは、投資や運転資金の負担を見落とします。 | 営業CFと投資CFのバランスを見る |
| 会社計画 | 会社予想は前提条件に左右されます。 | 進捗率、修正有無、前提の現実性を追う |
| 株主還元 | 2026年3月期の年間実績は89.00円です。 100株以上の保有特典としてオリジナルカレンダーがあります。 | 利益水準と営業CFに支えられているか |
6. リスク要因
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 需要変動 | 顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。 |
| コスト上昇 | 原材料、人件費、物流費、外注費の上昇は利益率の重荷になります。 |
| 計画未達 | 会社予想の前提が崩れると、利益成長や還元期待が後退する可能性があります。 |
| 市場評価 | 決算数値が改善しても、事前期待との差や需給によって株価反応は変わります。 |
7. 総合評価
ここでは売買判断ではなく、いちよし証券を見るための評価軸を整理します。
| 観点 | 評価 |
|---|---|
| 強み | いちよし証券の2027年3月期第1四半期は、営業収益76.07億円(前年同期比64.4%増)、純営業収益75.82億円(同64.3%増)、営業利益24.82億円(同553.3%増)でした。 |
| 懸念点 | 顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。 |
| 次に見るポイント | 売上、営業利益、純利益、営業CF、会社計画、株主還元の順に確認します。 |
いちよし証券は、直近開示の数字と会社計画を出発点に、収益性・財務安全性・キャッシュ創出力を継続確認したい銘柄です。現時点では中立評価。次回は、売上よりも利益率と営業CFが素直についてくるかを優先して見ます。
出典
- いちよし証券(8624)|営業利益24.82億円、ストック収益が拡大|2027年3月期第1四半期決算、開示日: 2026-07-30
- 企業プロフィール: いちよし証券(8624)の基本情報
- 配当情報: 会社開示に基づく配当実績・予想
- 株主向け制度: 会社開示に基づく制度情報
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