決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 通期会社予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 32.30億円 | 46.43億円 | -30.4% | 非開示 | ― |
| 営業利益 | 6.05億円 | 19.28億円 | -68.6% | 非開示 | ― |
| 経常利益 | 6.66億円 | 19.81億円 | -66.4% | 非開示 | ― |
| 純利益 | 6.38億円 | 14.69億円 | -56.6% | 非開示 | ― |
| EPS | 111.86円 | 259.11円 | -56.8% | 非開示 | ― |
短信表紙は百万円表示、本文の金額は億円へ換算。CFと事業別表は各原表の単位を確認して換算した。増減率は会社開示を基本とし、EPSなどの計算値は表示額からの概算。進捗率は累計実績を通期予想で割った単純計算で、季節性や下期の費用を織り込んだ予測ではない。EPSの進捗率は示さない。
セグメント
商品デリバティブ・金融商品取引等の単一セグメント。受入手数料は30.61億円、トレーディング損益は0.80億円の損失であり、これは事業別利益の内訳ではない。
財務安全性
総資産2,193.34億円、純資産・資本合計175.24億円。自己資本比率・親会社帰属持分比率は8%。
営業CFは3.18億円、投資CFは2.74億円、財務CFは-12.71億円。現金同等物の残高は106.74億円。営業・投資CFの単純合計は5.92億円だが、投資CFには設備取得のほか資産売却や有価証券の取得等も含まれる。営業CFの符号には貸出・リース債権・預金等の増減が影響し得るため、通常の製造業の資金余力と同じ基準で評価しない。
定量評価
EPSは当期111.86円、前年同期259.11円。増減率は-56.8%。利益総額に加えて期中平均株式数も影響する。
同じ会計範囲・利益定義でそろう前四半期との比較は示していない。累計の前年同期比較を中心に確認する。
2026-09-30時点の発行済株式数は8,897,472株、自己株式は3,179,021株。期中平均株式数は5,704,734株で、EPSはこの平均株式数を基にした実績。期末株式数と期中平均は基準が異なるため、期末株式数でEPSを再計算しない。
| 指標 | 確認範囲 |
|---|---|
| EPSの前年同期比較 | -56.8% |
| ROIC | 投下資本・税率の仮定を置いた推計は行っていない |
| PER推移 | 同時点の株価と過去レンジの比較は行っていない |
ポジティブ要因
金融商品取引の売買高は増えたが、商品デリバティブ取引が減少し受入手数料は32.2%減った。自己売買も損失となり、営業収益と利益が大幅に減少した。 売上32.30億円に対して、営業利益6.05億円を確保した。
リスク要因
市場価格の上昇と会社の手数料増加は同じではない。取引種類別の売買高、顧客基盤と単価、自己売買リスクを確認し、委託証拠金等を含む資産と自己資金を区別する。
業界動向との関連
豊トラスティ証券では、金融商品取引の売買高は増えたが、商品デリバティブ取引が減少し受入手数料は32.2%減った。会社が説明する事業の動きと、全社の利益・資金収支が対応しているかを次の開示でも確認する。
株価への示唆
豊トラスティ証券の決算を評価する際は、当期の営業利益6.05億円から、次の期間の利益と資金回収がどう変化するかを確かめる。営業CF3.18億円は利益と異なる動きも示すため、債権・在庫・債務の増減と合わせて収益の質を確認する。業績の改善が確認できても、発表前の期待や価格に織り込まれていれば、株価が同じ方向に動くとは限らない。
今期の総括
商品デリバティブ取引減とトレーディング損で減益。営業CF3.18億円は利益と異なる動きも示すため、債権・在庫・債務の増減と合わせて収益の質を確認する。
来期見通し
通期会社予想は営業収益非開示、営業利益非開示、純利益非開示、EPS非開示。会社予想と実績を分け、進捗の高低だけで上振れ・下振れを断定しない。 配当の会社開示は、中間実績 0.00円。実績と予想を区別し、株式分割がある場合は1株額の基準日も合わせる。
総合判断
中立。市場価格の上昇と会社の手数料増加は同じではない。自己売買も損失となり、営業収益と利益が大幅に減少した。
出典
- 豊トラスティ証券 公式IR・決算資料。
- 豊トラスティ証券「2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年11月6日開示)。