訂正の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開示日 | 2026-06-16 |
| 対象開示 | 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) |
| 開示種別 | 訂正・数値データ訂正 |
| 対象期間 | 2026年3月期通期決算 |
| 主な訂正箇所 | サマリー、キャッシュ・フロー概況、連結キャッシュ・フロー計算書 |
キャッシュ・フロー訂正
| 項目 | 訂正前 | 訂正後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 610.04億円 | 599.15億円 | -10.89億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -853.63億円 | -842.74億円 | +10.89億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 292.70億円 | 292.70億円 | 変更なし |
| 現金及び現金同等物の期末残高 | 398.63億円 | 398.63億円 | 変更なし |
営業CFと投資CFの内訳が修正された一方、期末現金残高は変わっていない。フリー・キャッシュ・フローは24.35億円の支出で据え置かれている。
訂正後、キャッシュ・フロー対有利子負債比率は11.5年から11.7年へ、インタレスト・カバレッジ・レシオは10.3倍から10.2倍へ修正された。
投資判断上の見方
小田急は鉄道、不動産、ホテル、生活サービスなどを持つインフラ企業であり、損益だけでなく設備投資と有利子負債の管理が重要になる。2026年3月期は売上高4187.32億円、営業利益526.59億円、親会社株主に帰属する当期純利益373.68億円だったが、キャッシュ・フローを見ると投資活動による支出は大きい。
今回の訂正は、主要損益を変えるものではない。ただし、財務余力を評価する際は、営業CFを599.15億円として読み直し、有利子負債指標も訂正後の水準で確認したい。
総合判断
総合判断は中立である。訂正後も小田急の事業評価を大きく変える内容ではないが、インフラ企業では営業CFと投資CFの読み方が重要である。次回以降は、鉄道需要、不動産売却益、設備投資、借入・社債の増減を合わせて確認する。
出典
本記事は、対象企業が開示した訂正文を基に作成しています。
- 「(訂正・数値データ訂正)『2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)』の一部訂正に関するお知らせ」、小田急電鉄、開示日: 2026-06-16
本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。