決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 通期会社予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業収入 | 87.39億円 | 85.03億円 | +2.8% | 176.97億円 | 49.4% |
| 営業利益 | 12.47億円 | 11.71億円 | +6.5% | 21.44億円 | 58.2% |
| 経常利益 | 12.30億円 | 11.91億円 | +3.3% | 20.59億円 | 59.7% |
| 純利益 | 6.68億円 | 7.84億円 | -14.8% | 13.79億円 | 48.4% |
| EPS | 70.64円 | 83.15円 | -15.0% | 145.98円 | ― |
短信表紙は百万円表示、本文の金額は億円へ換算。CFと事業別表は各原表の単位を確認して換算した。増減率は会社開示を基本とし、EPSなどの計算値は表示額からの概算。進捗率は累計実績を通期予想で割った単純計算で、季節性や下期の費用を織り込んだ予測ではない。EPSの進捗率は示さない。
セグメント
主な事業は運送・倉庫など物流。今回の短信には、事業別売上と利益をそろえた定量表は示されていない。全社の売上と営業利益を用い、区分別の利益率は推計しない。
財務安全性
総資産348.79億円、純資産・資本合計234.00億円。自己資本比率・親会社帰属持分比率は67.1%。資産評価や利益の蓄積を含む資本の厚さと、営業活動の資金収支は分けて確認する。
当該期の営業・投資CFをそろえた評価は示さない。現金預金残高の増減だけで営業CFや投資余力を判断せず、次の資金収支開示で確認する。
定量評価
EPSは当期70.64円、前年同期83.15円。増減率は-15.0%。利益総額に加えて期中平均株式数も影響する。営業利益率は14.3%、前年は13.8%。増収の大きさだけでなく、売上に対して残る利益を比較する。
単独四半期の比較では、7〜9月の売上44.55億円・営業利益6.77億円に対し、その前の4〜6月は売上42.84億円・営業利益5.70億円。累計開示の差額から求めた概数で、独立した会社予想ではない。前年同期比と異なり季節性や納入時期の影響があるため、連続的な伸びとは断定しない。
2026-09-30時点の発行済株式数は10,000,000株、自己株式は529,916株。期中平均株式数は9,463,406株で、EPSはこの平均株式数を基にした実績。期末株式数と期中平均は基準が異なるため、期末株式数でEPSを再計算しない。
| 指標 | 確認範囲 |
|---|---|
| EPSの前年同期比較 | -15.0% |
| ROIC | 投下資本・税率の仮定を置いた推計は行っていない |
| PER推移 | 同時点の株価と過去レンジの比較は行っていない |
会社の通期営業利益予想21.44億円に対し、累計実績との差額は8.97億円。これは会社予想から実績を引いた計算で、残る期間の独立した会社予想ではない。
ポジティブ要因
営業収入と営業利益は前年を上回ったが、千葉豪雨・台風の災害損失と汚染土壌処理の環境対策費を特別損失へ計上し、純利益は減少した。営業の改善と復旧費用の影響を分けて見る。 営業利益は前年11.71億円から当期12.47億円へ増えた。
リスク要因
見積もった復旧費用は中間期へ計上しているものの、その他の業績影響は精査中とされる。追加負担と保険回収、顧客取扱量・料金、物流の人件費と投資回収を確認する。
業界動向との関連
南総通運では、営業収入と営業利益は前年を上回ったが、千葉豪雨・台風の災害損失と汚染土壌処理の環境対策費を特別損失へ計上し、純利益は減少した。会社が説明する事業の動きと、全社の利益・資金収支が対応しているかを次の開示でも確認する。
株価への示唆
南総通運の決算を評価する際は、当期の営業利益12.47億円から、通期予想21.44億円へつながる受注・販売・採算の条件を確かめる。営業利益12.47億円と純利益6.68億円だけでは、当該期の資金収支を判定できない。業績の改善が確認できても、発表前の期待や価格に織り込まれていれば、株価が同じ方向に動くとは限らない。
今期の総括
物流の営業増益、豪雨・環境対策費で最終減益。営業利益12.47億円と純利益6.68億円だけでは、当該期の資金収支を判定できない。
来期見通し
通期会社予想は営業収入176.97億円、営業利益21.44億円、純利益13.79億円、EPS145.98円。会社予想と実績を分け、進捗の高低だけで上振れ・下振れを断定しない。 配当の会社開示は、期末予想 40.00円、年間予想 80.00円、中間実績 40.00円。実績と予想を区別し、株式分割がある場合は1株額の基準日も合わせる。会社予想
総合判断
中立。見積もった復旧費用は中間期へ計上しているものの、その他の業績影響は精査中とされる。営業の改善と復旧費用の影響を分けて見る。
出典
- 南総通運 公式IR・決算資料。
- 南総通運「2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年11月6日開示)。