日本エコシステム 9249 2023年9月期通期決算 売上高75.77億円(+4.9%) 営業利益: 6.35億円 売上高: 75.77億円 リスク: 案件検収タイミング 人材投資と競争環境 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高75.77億円72.20億円+4.9%91.33億円該当なし
営業利益6.35億円7.98億円-20.4%8.06億円該当なし
経常利益6.85億円8.56億円-20%8.39億円該当なし
純利益8.74億円4.08億円+114.3%5.52億円該当なし
EPS324.4円153.17円+111.8%204.85円該当なし

通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。前年比などが非開示の場合は、決算短信側で前年実績または増減率が示されていないことを意味します。

セグメント

日本エコシステムの2023年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)では、セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12が確認できる。一方、この自動生成記事ではセグメント別売上高・利益の表組みを安全に抽出できていないため、当期の全社売上高75.77億円、営業利益6.35億円と、開示本文の事業別説明を分けて読む必要がある。セグメント別の営業利益が明示されていない場合、全社利益を各事業へ配分して推定しない。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+111.8%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE21.3%決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は8.4%、総資産経常利益率は9.2%です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は6.35億円、前年比は-20.4%です。増益そのものより、営業利益率8.4%が次の四半期でも保てるかが見られます。

売上規模の確認

売上高は75.77億円、前年比は+4.9%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は53.2%、純資産は45.38億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは7.66億円です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高91.33億円、営業利益8.06億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

財務安全性

財務安全性では、総資産83.73億円、純資産45.38億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率53.2%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF7.66億円、投資CF4.18億円、財務CF-4.25億円、現金及び現金同等物の期末残高18.54億円です。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高75.77億円(+4.9%)、営業利益6.35億円(-20.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益8.74億円(+114.3%)という内容でした。ここで見たいのは、きれいな増収コメントではなく営業利益の質です。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。本業の収益力とは異なる要因が混じると、株価の評価は長続きしません。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高91.33億円、営業利益8.06億円、経常利益8.39億円、純利益5.52億円、EPS204.85円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立。判断の根拠は、売上高75.77億円、営業利益6.35億円、純利益8.74億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。数字がそろうまでは、市場はまだ少し距離を置きます。

訂正開示の反映

日本エコシステムは2023-12-08に「(訂正・数値データ訂正)「2023年9月期決算短信[日本基準](連結)」の一部訂正について」を開示したため、この記事は訂正後の内容を反映しています。

訂正理由は、「2023 年9月期決算短信[日本基準](連結)」の公表後、記載内容の一部に訂正が必要であることが判 明したため、訂正を行うものです。

訂正箇所訂正前訂正後
(3)連結キャッシュ・フローの状況営業活動による投資活動による財務活動による現金及び現金同等物キャッシュ・フローキャッシュ・フローキャッシュ・フロー期末残高百万円百万円百万円百万円 2023年9月期 831 352 △425 1,854 2022年9月期 884 △743 263 1,095営業活動による投資活動による財務活動による現金及び現金同等物キャッシュ・フローキャッシュ・フローキャッシュ・フロー期末残高百万円百万円百万円百万円 2023年9月期 766 418 △425 1,854 2022年9月期 884 △743 263 1,095 1.経営成績等の概況
(2)当期の財政状態の概況(流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は2,305百万円(前連結会計年度末は1,376百万円)となり、929百万円増加しております。これは主に、支払手形及び買掛金が128百万円、電子記録債務が56百万円、短期借入金が300百万円、1年内返済予定の長期借入金が61百万円、未払法人税等が75百万円増加したこと等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は1,529百万円(前連結会計年度末は1…(流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は2,378百万円(前連結会計年度末は1,376百万円)となり、1,002百万円増加しております。これは主に、支払手形及び買掛金が128百万円、電子記録債務が56百万円、短期借入金が300百万円、1年内返済予定の長期借入金が61百万円、未払法人税等が75百万円増加したこと等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は1,456百万円(前連結会計年度末…
(3)当期のキャッシュ・フローの概況(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は831百万円(前連結会計年度は884百万円の資金の獲得)となりました。 これは、主に税金等調整前当期純利益1,276百万円に減価償却費322百万円、売上債権の減少額142百万円がありましたが、 固定資産売却益440百万円、負ののれん発生益191百万円、法人税等の支払額357百万円により資金が減少した結果によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は766百万円(前連結会計年度は884百万円の資金の獲得)となりました。 これは、主に税金等調整前当期純利益1,276百万円に減価償却費322百万円、売上債権の減少額142百万円がありましたが、 固定資産売却益440百万円、負ののれん発生益191百万円、法人税等の支払額357百万円により資金が減少した結果によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)
(1)連結貸借対照表(単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度 (2022年9月30日) (2023年9月30日) 資産の部流動資産現金及び預金 1,217,145 2,070,500(単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度 (2022年9月30日) (2023年9月30日) 資産の部流動資産現金及び預金 1,217,145 2,070,500

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2023年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)」、日本エコシステム、開示日: 2023-11-14
  • 「(訂正・数値データ訂正)「2023年9月期決算短信[日本基準](連結)」の一部訂正について」、日本エコシステム、開示日: 2023-12-08