決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高9.89億円9.74億円+1.4%16.20億円61.0%
営業利益3.43億円3.30億円+3.6%3.02億円113.2%
経常利益3.56億円3.29億円+8.1%2.97億円119.9%
純利益2.39億円1.97億円+21.4%1.94億円123.2%
EPS95.94円76.63円+25.2%77.49円123.8%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

単一の報告セグメント(新産業領域における人材創出事業)のため、セグメント別利益は非開示。売上高は事業部門別に開示されている。

事業部門売上高前年同期比
キャリアサービス9.02億円+2.2%
└ 学生向け8.37億円+3.1%
└ 社会人向け0.65億円-8.2%
メディア・SaaS0.86億円-5.8%
合計9.89億円+1.4%

2028年卒向けイベントや採用コンサル需要が学生向けを押し上げた。一方、「Goodfind Career」の終了や不採算サービス停止でメディア・SaaSは減収。

財務安全性

総資産416.97億円、負債79.74億円、純資産337.22億円。営業CFは3.18億円の収入(前年同期4.26億円)、投資CFは実質支出なし、財務CFは0.02億円の収入だった。純資産は中間利益の計上で増えた一方、配当支払いが減少要因。

定量評価

営業利益率は34.7%で、前年同期の33.9%から上昇。販管費を0.1%減らし、営業利益は3.6%増えた。通期予想に対する売上進捗は52.0%、営業利益は52.7%だが、上期偏重のため下期も同じペースとは限らない。

ポジティブ要因

学生向けサービスは8.37億円で3.1%増。営業利益3.43億円と営業CF3.18億円の黒字を確保した。イベント開催や採用コンサルティングの需要と費用抑制が寄与。

リスク要因

社会人向けサービスは8.2%減、メディア・SaaSは5.8%減。会社は「Goodfind Career」を終了し、不採算だった育成コンサルティングも停止した。縮小分を学生向けや新サービスで補えるかが課題。

業界動向との関連

新卒採用支援はイベントや採用活動、入社時期に売上計上が左右され、上期に売上・利益が偏る。人材需要だけでなく、顧客企業の採用計画やサービス継続率も見る必要がある。

株価への示唆

2027年2月期の通期予想は売上高18.80億円、営業利益3.80億円、経常利益3.90億円、純利益2.00億円で変更なし。上期に売上が偏るため進捗率の高さだけでは上振れを判断できず、下期のサービス構成と採算を確認したい。

今期の総括

スローガン(9253)の2027年2月期中間期は、売上高が1.4%増の9.89億円、営業利益が3.6%増の3.43億円だった。学生向けキャリアサービスが堅調な一方、社会人向けとメディア・SaaSは縮小。売上が上期に偏る季節性を踏まえ、通期進捗を単純な半年割りで判断しないようにしたい。

来期見通し

2027年2月期の通期予想は売上高18.80億円、営業利益3.80億円、経常利益3.90億円、純利益2.00億円で変更なし。上期に売上が偏るため進捗率の高さだけでは上振れを判断できず、下期のサービス構成と採算を確認したい。

総合判断

学生向けサービスと費用管理で増収増益となったが、社会人向けとメディア・SaaSは縮小した。上期偏重のため進捗率をそのまま上振れ期待に置き換えず、サービス整理後の売上維持と利益率を次回確認する。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-スローガン、開示日: 2026-09-29