桜島埠頭 9353 2027年3月期第2四半期決算 売上高20.81億円(-6.4%) 営業利益: 0.04億円 売上高: 20.81億円 リスク: 原材料・エネルギー価格 為替変動 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高20.81億円22.24億円-6.4%42.80億円48.6%
営業利益0.04億円2.11億円-98%2.50億円1.6%
経常利益1.02億円2.91億円-64.9%4億円25.5%
純利益0.78億円2.36億円-67%2.60億円30.0%
EPS51.19円155.67円-67.1%170.47円30.0%

進捗率は中間期または第3四半期累計の実績を通期会社予想で割った単純計算です。

セグメント

ばら貨物は売上高10億65百万円(前年同期比14.2%減)、営業損失27百万円で、前年同期の営業利益72百万円から赤字に転じました。液体貨物は売上高7億26百万円(3.3%増)、営業利益1億51百万円(36.8%減)。物流倉庫は売上高2億78百万円(3.7%増)、営業利益1億26百万円(19.1%増)でした。3事業と売電事業の利益合計2億56百万円から一般管理費等2億52百万円を差し引き、全社営業利益は4百万円です。

財務安全性

財務安全性では、総資産152.42億円、純資産95.80億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率62.9%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF1.12億円、投資CF-6.31億円、財務CF8.09億円、現金及び現金同等物の期末残高9.08億円です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-67.1%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は0.2%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の差には、営業外損益や税金の影響も含まれます。

ポジティブ要因

売上規模の確認

売上高は20.81億円、前年比は-6.4%です。営業損益と開示された営業キャッシュ・フローも併せて確認します。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は62.9%、純資産は95.80億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

営業減益

営業利益は0.04億円で、前年同期比98%減です。減益要因が価格転嫁、数量、原価、人件費のどこにあるかが論点です。営業利益率は0.2%です。

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは1.12億円です。売掛金、在庫、仕入れ条件による資金移動と、会計利益を照合する必要があります。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高42.80億円、営業利益2.50億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。

市場評価の変動可能性

株価や市場予想との比較は本稿では扱っていません。

業界動向との関連

櫻島埠頭は大阪港を拠点に、ばら貨物、液体貨物、物流倉庫を運営しています。中間期は液体貨物の増収を物流倉庫の増収が補ったものの、ばら貨物の減収・赤字化と全社調整額が営業利益を押し下げました。港湾物流全体の売上だけでは、採算の差を捉えにくい内容です。

株価への示唆

会社の営業利益予想は2.50億円です。決算数値に加え、発表時点の株価や市場予想との差を確認する必要があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

売上高、営業利益、純利益はいずれも前年同期を下回りました。営業利益の落ち込みは大きく、各事業の回復と全社費用の吸収が下期の課題です。

来期見通し

通期会社予想では、売上高42.80億円、営業利益2.50億円、経常利益4億円、純利益2.60億円、EPS170.47円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は弱気。営業利益は前年同期の2億11百万円から4百万円へ縮小し、通期予想に対する進捗も1.6%です。液体貨物と倉庫の利益だけでは、ばら貨物の赤字と全社費用を補えませんでした。

出典

本記事は櫻島埠頭の決算短信を基に作成しています。

  • 櫻島埠頭 IR情報:「2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信」、2026年10月23日開示