決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高206.70億円191.16億円+8.1%220億円該当なし
営業利益17.45億円13.95億円+25%17億円該当なし
経常利益18.13億円14.38億円+26.1%17億円該当なし
純利益10.79億円11.06億円-2.4%12億円該当なし
EPS379.61円391.92円-3.14095%421.8円該当なし

通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。前年実績や増減率が本文から確認できない項目は、未記載として扱います。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-3.14095%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE21.6%決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は8.4%、総資産経常利益率は14.1%です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、特別損益や税効果を切り分けて評価できます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は17.45億円、前年比は+25%です。増益の場合は本業の採算改善が示唆されますが、減益の場合はコストや販売環境を追加確認する必要があります。

売上規模の確認

売上高は206.70億円、前年比は+8.1%です。売上が伸びている場合でも、利益率とキャッシュ創出が伴っているかを合わせて見る必要があります。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は40.5%、純資産は54.89億円です。財務安全性を判断する際は、利益水準だけでなく資本の厚みも確認します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは7.13億円です。利益が出ていても運転資金や投資負担でキャッシュ創出が弱い場合、本業の持続力を慎重に見る必要があります。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高220億円、営業利益17億円です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗の変化には注意が必要です。

市場評価の変動可能性

株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。決算数値が改善しても、事前期待との差によって市場反応は変わる可能性があります。

財務安全性

財務安全性では、総資産135.45億円、純資産54.89億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率40.5%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF7.13億円、投資CF-11.78億円、財務CF-4.91億円、現金及び現金同等物の期末残高10.28億円です。

業界動向との関連

業界全体との比較には、同業他社の同時期決算や市場統計の確認が必要です。今回の記事では対象企業の決算短信を主資料とし、業界平均との差やシェア変化は断定せず、売上・営業利益・会社予想を中心に整理します。

株価への示唆

株価への示唆は条件付きで見る必要があります。営業利益の改善が継続し、会社予想の前提が崩れない場合は評価の下支え要因になります。一方、採算悪化、計画未達、資金繰り悪化が見える場合は、評価が下振れる可能性があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高206.70億円(+8.1%)、営業利益17.45億円(+25%)、親会社株主に帰属する当期純利益10.79億円(-2.4%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて確認することが重要です。本業の収益力とは異なる要因が含まれていないかを確認する必要があります。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高220億円、営業利益17億円、経常利益17億円、純利益12億円、EPS421.8円が示されています。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。増収増益計画であっても、販売数量、為替、コスト、投資負担が変われば達成難易度は変わります。

総合判断

総合判断は中立である。判断の根拠は、売上高206.70億円、営業利益17.45億円、純利益10.79億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、EPS、ROIC、PERの追加確認が焦点になります。

訂正開示の反映

鈴与シンワは2026-06-23に「(訂正・数値データ訂正)「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について」を開示したため、この記事は訂正後の内容を反映しています。

訂正理由は、「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の開示後、有価証券報告書作成過程において、記載内容の一部 に訂正すべき事項が判明したため、訂正するものであります。

訂正箇所訂正前訂正後
サマリー情報(3)連結キャッシュ・フローの状況 営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物 キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高 百万円 百万円 百万円 百万円 2026年3月期 697 △1,162 △491 1,028 2025年3月期 1,756 △169 △989 1,985(3)連結キャッシュ・フローの状況 営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物 キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高 百万円 百万円 百万円 百万円 2026年3月期 713 △1,178 △491 1,028 2025年3月期 1,756 △169 △989 1,985
(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9億56百万円減 少し、当連結会計年度末には10億28百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は6億97百万円(前連結会計年度における同資金は17億56百万円)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益16億2百万円、減価償却費5億71百万円、減損損失2億9百万円、売上債 権の増加額15億1百…当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9億56百万円減 少し、当連結会計年度末には10億28百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は7億13百万円(前連結会計年度における同資金は17億56百万円)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益16億2百万円、減価償却費5億71百万円、減損損失2億9百万円、売上債 権の増加額15億1百…

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」、鈴与シンワ、開示日: 2026-05-14
  • 「(訂正・数値データ訂正)「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について」、鈴与シンワ、開示日: 2026-06-23