1. 投資判断サマリー

ヤマダホールディングスは、プライム(内国株式)に属する小売業の銘柄です。直近の材料だけで評価を固定せず、業績の方向、利益率、キャッシュ・フロー、財務安全性、株主還元を同じ順番で確認するページとして整理します。

項目内容
更新日2026年7月5日
総合評価★★★☆☆(中立)
一言サマリーヤマダホールディングスの2026年3月期は、売上高が1兆6,918.08億円で前期比3.9%増となった一方、営業利益は161.66億円で同62.2%減、純利益は147.78億円で同45.1%減となった。

2. 投資評価(星評価・レーダーチャート)

投資評価は、成長性、収益性、財務、配当、安定性の5軸で整理します。星評価は直近の開示情報、プロフィール、還元情報をもとにした確認用の目安です。

評価軸星評価コメント
成長性★★★☆☆売上や需要の伸び、会社計画の方向を確認します。
収益性★★★☆☆営業利益率、コスト吸収力、一時要因の有無を確認します。
財務★★★☆☆自己資本比率、現預金、営業CF、有利子負債を確認します。
配当★★★★☆配当方針と利益・キャッシュの裏付けを確認します。
安定性★★★★☆需要のぶれ、景気感応度、事業基盤の継続性を確認します。
時間軸見方
短期次回決算で、売上と利益率の方向を確認します。
中期会社計画に対する進捗とキャッシュ創出力を見ます。
長期財務余力、競争力、株主還元の持続性を確認します。
成長性 収益性 財務 配当 安定性 5軸評価:成長性3、収益性3、財務3、配当4、安定性4

3. 最新決算サマリー

基準にした開示情報は、2026-05-08開示の「ヤマダホールディングス|2026年3月期決算|売上増も営業益6割減、在庫処分が利益を圧迫」です。ここでは直近実績、前年比・変化、会社予想の有無を先に確認します。

項目直近実績前年比・変化会社予想・補足見方
売上高1兆6,918.08億円開示資料を確認1兆7,800.00億円増加率と利益へのつながりを確認します。
営業利益161.66億円開示資料を確認515.00億円利益成長の質と一時要因を確認します。
経常利益200.02億円開示資料を確認526.00億円利益成長の質と一時要因を確認します。

数字だけを見ると、売上は「1兆6,918.08億円」、利益は「161.66億円」です。ここで大事なのは、見出しの増減をそのまま評価せず、収益の質とキャッシュに変わっているかを確認することです。会社は2027年3月期に売上高1兆7,800.00億円、営業利益515.00億円、経常利益526.00億円、当期純利益278.00億円を見込む。

4. 今回の決算で注目するポイント

今回の決算は、見出しの増減だけでなく、収益の質と財務余力を分けて見る必要があります。

確認点今回の状況判断材料
売上の方向1兆6,918.08億円数量、単価、案件進捗、既存店、為替など、どの要因で動いたかを確認します。
利益の方向161.66億円増収でも利益率が下がる場合は、コストや一時要因を分けて見ます。
キャッシュ総資産は1兆3,039.05億円で前期末比1.6%減、純資産は6,425.58億円で同0.4%減となった。利益が営業CFに変わっているか、投資負担が重すぎないかを確認します。
財務安全性総資産は1兆3,039.05億円で前期末比1.6%減、純資産は6,425.58億円で同0.4%減となった。自己資本比率、現預金、有利子負債、流動性を確認します。
会社予想会社は2027年3月期に売上高1兆7,800.00億円、営業利益515.00億円、経常利益526.00億円、当期純利益278.00億円を見込む。計画の前提が保守的か、すでに織り込み済みかを見ます。

5. 投資判断のポイント

このセクションは、次回以降の決算でも繰り返し見るポイントです。単発の好材料より、同じ指標が継続して改善しているかを重視します。

論点なぜ見るか確認したい変化
既存店売上新規出店だけではなく、既存店の客数・客単価が利益の土台になります。既存店売上と粗利率の方向を見る
粗利率食品・日用品・値下げ販売が増えると、売上増でも利益率が伸びにくくなります。価格改定と商品ミックスを確認する
出店投資店舗改装や新規出店は成長材料ですが、投資回収には時間がかかります。営業CFと投資CFのバランスを見る

6. リスク要因

リスク内容
価格競争同業やECとの競争で値下げ圧力が強まると、粗利率が下がりやすくなります。
人件費・物流費店舗運営や配送コストの上昇が営業利益を圧迫する可能性があります。
消費環境節約志向や天候要因により、客数・客単価・商品構成がぶれます。
市場評価決算数値が改善しても、事前期待との差や需給によって株価反応は変わります。

7. 総合評価

ここでは売買判断ではなく、ヤマダホールディングスを見るための評価軸を整理します。

観点評価
強みヤマダホールディングスの2026年3月期は、売上高が1兆6,918.08億円で前期比3.9%増となった一方、営業利益は161.66億円で同62.2%減、純利益は147.78億円で同45.1%減となった。
懸念点同業やECとの競争で値下げ圧力が強まると、粗利率が下がりやすくなります。
次に見るポイント売上、営業利益、純利益、営業CF、会社計画、株主還元の順に確認します。

ヤマダホールディングスは、直近開示の数字と会社計画を出発点に、収益性・財務安全性・キャッシュ創出力を継続確認したい銘柄です。現時点では中立評価。次回は、売上よりも利益率と営業CFが素直についてくるかを優先して見ます。

出典

  • ヤマダホールディングス|2026年3月期決算|売上増も営業益6割減、在庫処分が利益を圧迫、開示日: 2026-05-08
  • 企業プロフィール: ヤマダホールディングス(9831)の基本情報
  • 配当情報: 会社開示に基づく配当実績・予想
  • 株主向け制度: 会社開示に基づく制度情報

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