決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 300.16億円 | 295.45億円 | +1.6% | 630億円 | 47.6% |
| 営業利益 | 9.54億円 | 10.69億円 | -10.8% | 23億円 | 41.5% |
| 経常利益 | 9.70億円 | 11.29億円 | -14% | 23億円 | 42.2% |
| 純利益 | 6.91億円 | 6.02億円 | +14.8% | 14億円 | 49.4% |
| EPS | 60.11円 | 52.44円 | +14.6% | 121.66円 | 49.4% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
小売事業の営業収益は288億97百万円、小売周辺事業は11億19百万円。セグメント利益はそれぞれ7億78百万円、1億76百万円で、合計9億54百万円が連結営業利益と一致する。
財務安全性
総資産は473.64億円、純資産は284.28億円、自己資本比率等は59.9%です。営業CFは17.87億円、投資CFは-18.88億円、財務CFは0.42億円、期末現金及び現金同等物は5.22億円でした。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | +14.6% | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 非開示 | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は3.2%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
売上規模の確認
売上高は300.16億円、前年比は+1.6%です。ただし増収でも利益が残っていません。ここはかなり冷たく見られます。
財務基盤
純資産は284.28億円、自己資本比率等は59.9%です。
リスク要因
営業減益
営業利益は9.54億円で、前年同期比10.8%減です。減益要因が価格転嫁、数量、原価、人件費のどこにあるかが論点です。営業利益率は3.2%です。
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは17.87億円です。売上債権・棚卸資産・仕入債務の増減を確認すると、利益と現金収支の差を把握できます。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高630億円、営業利益23億円です。通期計画に対する進捗率は単純計算です。季節性や下期の前提を含め、会社が示す計画の達成条件を次回開示で確認します。
市場評価の変動可能性
今回の短信だけでは株価の反応や市場評価は判断できません。次回は売上高、営業利益率、営業キャッシュ・フローの推移を今回実績と比較します。
業界動向との関連
同業比較や市場シェアの資料は今回の確認対象に含めていません。本稿では決算短信に記載された売上高、利益、キャッシュ・フローを基準に整理しています。
株価への示唆
決算短信だけでは株価、時価総額、予想PERを確認できないため、株価水準や理論株価の評価はしていません。業績面では、通期計画に対する利益の進捗と営業キャッシュ・フローを次回開示で照合します。
今期の総括
今期は売上高300.16億円(+1.6%)、営業利益9.54億円(-10.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益6.91億円(+14.8%)という結果でした。営業利益と純利益の増減率に差がある場合は、営業外損益、特別損益、税金費用の内訳をあわせて確認します。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高630億円、営業利益23億円、経常利益23億円、純利益14億円、EPS121.66円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。
総合判断
総合判断は中立。今回の判断は決算短信に記載された売上高、営業利益、純利益、キャッシュ・フローを基にしています。天満屋ス(9846)の2027年2月期第2四半期決算は、売上高300.16億円(+1.6%)、営業利益9.54億円(-10.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益6.91億円(+14.8%)となった。売上高は前年同期を上回った一方、営業利益は減少しました。売上総利益率や販管費の動きが利益減少の背景を読む材料になります。株価データを用いたバリュエーションは行っていません。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、天満屋ス、開示日: 2026-10-07