決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 通期会社予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 22.50億円 | 20.80億円 | +8.2% | 98.57億円 | 22.8% |
| 売上高 | 20.08億円 | 18.62億円 | +7.9% | 88.88億円 | 22.6% |
| 営業利益 | 0.05億円 | 0.11億円 | -56.3% | 0.66億円 | 7.6% |
| 経常利益 | 1.40億円 | 1.45億円 | -3.3% | 2.36億円 | 59.3% |
| 純利益 | 0.95億円 | 0.95億円 | -0.5% | 0.93億円 | 102.2% |
| EPS | 32.34円 | 32.51円 | -0.5% | 31.63円 | 102.2% |
売上は伸びたものの、直営店が前年同期より3店増え、人件費・設備費が増加したため営業利益は減少した。
セグメント
| セグメント | 外部顧客向け営業収益 | 前年同期 | セグメント利益 |
|---|---|---|---|
| 外食事業 | 17.07億円 | 15.84億円 | 1.44億円 |
| 外販事業 | 1.34億円 | 1.42億円 | △0.04億円 |
| 海外事業 | 4.10億円 | 3.55億円 | 1.10億円 |
セグメント利益合計2.50億円から全社費用など1.09億円を調整し、連結経常利益1.40億円となる。外食事業は増収ながら減益、海外事業は増収増益だった。
財務安全性
総資産は60.33億円、純資産は38.76億円、自己資本比率は64.2%。前期末の67.9%から低下したが、純資産は増加している。
定量評価
EPSは前年同期比0.5%減。営業利益率は営業収益比0.2%にとどまり、増収が利益に結び付いていない点が最も重要である。
ポジティブ要因
店舗数は国内125店、海外179店の合計304店へ増えた。海外事業の営業収益は15.5%増の4.10億円、セグメント利益は9.5%増の1.10億円だった。
リスク要因
直営店増加に伴う人件費・設備費が営業利益を圧迫した。外食事業の採算改善が遅れる場合、通期営業利益0.66億円の達成余地は狭くなる。
業界動向との関連
外食業界では人件費や食材・包装資材価格の上昇が続く。客数と客単価の伸びが固定費増加を上回るかが利益率を左右する。
株価への示唆
純利益は通期予想を超えているが、営業利益の進捗率は7.6%である。経常利益以下だけでなく、本業の採算回復を確認する必要がある。
今期の総括
営業収益は増えたが営業利益は0.05億円へ減少した。海外事業が支えた一方、国内外食のコスト増が連結採算の課題となった。
来期見通し
通期予想は営業収益98.57億円、営業利益0.66億円、経常利益2.36億円、純利益0.93億円、EPS31.63円で据え置かれた。
総合判断
総合判断は中立。増収と海外事業の伸びを評価する一方、営業利益率の回復を確認するまでは利益の質に慎重さが必要である。
出典
- ハチバン「2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年7月31日