2027年5月優待の基本日程

2027年5月末が権利確定日の銘柄では、日程は次の通りです。

項目日付
権利付き最終日2027年5月27日(木)
権利落ち日2027年5月28日(金)
権利確定日2027年5月31日(月)

5月末優待を取るには、原則として2027年5月27日(木)の大引け時点で株を保有している必要があります。

ただし、5月15日・5月20日基準の銘柄は別日程です。サツドラホールディングス、コーセルのような銘柄は、月末基準の表だけで判断しない方が安全です。

2027年5月の株主優待10選

まずは一覧です。

順位銘柄コード優待の方向性注意点
1ハニーズホールディングス2792株主優待券1年以上の継続保有が必要
2大黒天物産2791大粒ピオーネ食品系。発送時期を確認
3クリエイトSDホールディングス3148買物優待券等ドラッグストア利用者向け
4ブックオフグループホールディングス9278買物券・買取金額アップ券長期保有区分と利用条件を確認
5サカタのタネ1377商品カタログ1年以上の継続保有が必要
6イーサポートリンク2493りんごジュース100株から対象
7小津産業7487QUOカード・紙製品詰め合わせ株数で内容が変わる
8サツドラホールディングス3544株主優待品・ポイント5月15日基準
9コーセル6905北陸エリア特産品等カタログ5月20日基準。300株以上
10日本毛織3201優待品・カタログギフト1,000株以上、1年以上が目安

小売・買い物系の注目優待

小売・買い物系では、ハニーズホールディングス、クリエイトSDホールディングス、ブックオフグループホールディングス、サツドラホールディングスを見ます。

銘柄コード主な優待内容見方
ハニーズホールディングス2792株主優待券衣料品を使う人には分かりやすい
クリエイトSDホールディングス3148買物優待券等日用品購入に寄せやすい
ブックオフグループホールディングス9278買物券・買取金額アップ券店舗利用が前提
サツドラホールディングス3544優待品・ポイント5月15日基準に注意

ハニーズホールディングス(2792

ハニーズホールディングスは、婦人服を中心とした衣料品チェーンを展開しています。

株主優待データでは、5月末基準で100株以上を1年以上継続保有する株主に、全国の店舗で利用できる株主優待券を贈呈する内容として整理されています。100株以上300株未満では3,000円分です。

使い道はかなり明確です。

一方で、1年以上の継続保有条件があります。直前に買ってすぐ取る優待ではありません。衣料品を普段から買う人には実用的ですが、継続保有条件を満たしているかを先に確認したい銘柄です。

クリエイトSDホールディングス(3148

クリエイトSDホールディングスは、ドラッグストア「クリエイトエス・ディー」を展開する企業です。

株主優待データでは、5月末基準で100株以上を保有する株主に、薬クリエイトで使える買物優待券などを贈呈する内容として整理されています。日用品、医薬品、食品を買う生活圏に店舗があれば、かなり使いやすい優待です。

ただし、店舗利用が前提です。

優待額面だけでなく、自宅や職場の近くに店舗があるか、普段の買い物で無理なく使えるかを見る方が現実的です。

ブックオフグループホールディングス(9278

ブックオフグループホールディングスは、中古書籍、ソフト、衣料、スポーツ用品などを扱うリユース店舗を展開しています。

株主優待データでは、5月末基準で100株以上を保有する株主に、買物券と本買取金額アップクーポンを贈呈する内容として整理されています。100株以上200株未満では、買物券の基本区分と3年以上の長期保有区分が確認できます。

額面だけで見ると魅力があります。

ただ、店舗で使う優待なので、近くに店舗があるか、欲しい商品があるかが満足度を左右します。買取金額アップ券も、実際に買取を使う人向けです。

サツドラホールディングス(3544

サツドラホールディングスは、北海道を地盤とするドラッグストア企業です。

株主優待データでは、5月15日基準で100株以上を保有する株主に、株主優待品やポイントを贈呈する内容として整理されています。

ここで一番大事なのは、5月末ではなく5月15日基準という点です。

月末優待のつもりで見ると間に合わない可能性があります。サツドラの店舗やサービスを使える生活圏かどうかも、優待価値を大きく左右します。

食品・実物系の注目優待

食品・実物系では、大黒天物産、サカタのタネ、イーサポートリンク、小津産業を見ます。

銘柄コード主な優待内容見方
大黒天物産2791大粒ピオーネ届いて分かりやすい食品優待
サカタのタネ1377商品カタログ1年以上の継続保有が必要
イーサポートリンク2493青森県産りんごジュース100株から対象
小津産業7487QUOカード・紙製品詰め合わせ株数で内容が変わる

大黒天物産(2791

大黒天物産は、ディスカウントストア「ラ・ムー」「ディオ」などを展開する企業です。

株主優待データでは、5月末基準で100株以上を保有する株主に、大粒ピオーネを贈呈する内容として整理されています。食品系の実物優待として、内容が分かりやすい銘柄です。

店舗優待ではないため、近くに店舗がなくても楽しみやすい点はあります。

ただし、生鮮食品系の優待は発送時期や受け取りの都合も大事です。外出が多い人は、配送タイミングも含めて見ておきたいところです。

サカタのタネ(1377

サカタのタネは、種苗事業を中心に展開する企業です。

株主優待データでは、5月末基準で100株以上を1年以上継続保有する株主に、商品カタログを贈呈する内容として整理されています。園芸や食品系の商品を選ぶタイプの優待です。

使いやすい一方で、ここも継続保有条件があります。

園芸や家庭菜園に関心がある人には相性が良い優待ですが、短期で権利だけ取る前提では見にくい銘柄です。

イーサポートリンク(2493

イーサポートリンクは、生鮮青果物の流通支援システムなどを手がける企業です。

株主優待データでは、5月末基準で100株以上を保有する株主に、青森県産100%りんごジュースを贈呈する内容として整理されています。

食品優待としては素直です。

金券のような換金性ではなく、家で消費する実物優待です。家族で飲めるか、保管場所に困らないか、そういう生活感のある判断が向いています。

小津産業(7487

小津産業は、不織布や家庭紙などを扱う企業です。

株主優待データでは、5月末基準で100株以上を保有する株主に、QUOカードや紙製品詰め合わせを贈呈する内容として整理されています。100株はQUOカード、株数が増えると紙製品詰め合わせの区分が出てきます。

金券と日用品の中間にあるような優待です。

派手さはありませんが、使い道は分かりやすい。必要株数ごとに内容が変わるため、100株だけで見るのか、上位区分まで見るのかを分けて考えたい銘柄です。

カタログ・長期保有系の注目優待

カタログ・長期保有系では、コーセルと日本毛織を見ます。

銘柄コード主な優待内容見方
コーセル6905北陸エリア特産品等カタログ5月20日基準、300株以上
日本毛織3201優待品・カタログギフト1,000株以上、1年以上が目安

コーセル(6905

コーセルは、産業機器向け電源などを手がけるメーカーです。

株主優待データでは、5月20日基準で300株以上を継続保有する株主に、北陸エリア特産品等のカタログギフトを贈呈する内容として整理されています。初回基準日の扱いも含め、条件確認が必要な銘柄です。

5月20日基準で、しかも300株以上です。

100株優待の感覚で見ると条件が重くなります。優待内容は魅力がありますが、必要資金、保有期間、基準日の3つを確認してから候補に入れたい銘柄です。

日本毛織(3201

日本毛織は、繊維、産業機材、商業施設運営などを手がける企業です。

株主優待データでは、5月末基準で1,000株以上を1年以上継続保有する株主に、優待品やカタログギフトを贈呈する内容として整理されています。

優待内容は分かりやすいですが、必要株数は軽くありません。

100株から気軽に取るタイプではなく、長期保有と投資金額を前提に見る銘柄です。配当や事業内容も含めて、優待だけで判断しない方が良い枠です。

5月優待で注意したいこと

5月優待は、銘柄数が少なめだからこそ条件差が目立ちます。

注意点内容
基準日サツドラHDは5月15日、コーセルは5月20日基準
継続保有条件ハニーズHD、サカタのタネ、日本毛織などで重要
必要株数コーセルは300株以上、日本毛織は1,000株以上が目安
利用場所ハニーズ、クリエイトSD、ブックオフ、サツドラは店舗・サービス利用が前提
実物優待大黒天物産、イーサポートリンクは受け取り時期も確認
権利落ち人気優待は権利後に売られやすい

5月は「少ないから簡単」ではありません。

むしろ、15日基準、20日基準、1年以上保有、300株以上、1,000株以上といった条件が混じります。優待内容の魅力だけでなく、自分が本当に条件を満たせるかを先に見る月です。

5月優待の選び方

5月優待を選ぶなら、次の順番で確認すると現実的です。

  1. 5月末基準か、5月15日・20日基準か
  2. 優待廃止扱いではないか
  3. 100株で対象か、300株以上・1,000株以上が必要か
  4. 継続保有条件があるか
  5. 店舗型、食品型、カタログ型、金券型のどれか
  6. 実際に店舗・商品・サービスを使うか
  7. 権利落ち後も保有できる事業か

5月は端境期らしく、派手な大型優待よりも実用型が中心です。

ハニーズやクリエイトSDのように生活で使いやすい銘柄、大黒天物産やイーサポートリンクのような食品系、コーセルや日本毛織のように条件を満たすと楽しめる長期保有系。条件を読んで選ぶ人ほど、5月優待は扱いやすくなります。