記事の図解

判断でつまずきやすい点

  • ハロウィン効果を見た時の焦りや安心感を記録する
  • 買いたい理由と、買わない理由を同じ数だけ書く
  • 含み損や急騰後ほど判断を一日置く
  • 感情が強い日は売買額を小さくする

季節性が焦りを生むとき

ハロウィン効果は、株式市場で「11月から翌年4月のリターンが、5月から10月を上回る傾向がある」とされる季節性です。過去データで平均差が見つかっても、毎年同じ結果になるという意味ではありません。対象市場、期間、配当込みかどうかで結果が変わり、売買コストや税も実際の成績に影響します。

「10月までに買わないと機会を逃す」と感じたら、それは季節性よりFOMOに引かれていないかを確認する場面です。長期積立の計画を季節パターンだけで止めたり、現金を一度に投入したりする根拠にはなりません。検証では、都合のよい期間だけを切り出さず、下落年や異なる国の市場も含めて比較します。過去の傾向は将来の利益を約束しません。

自分で検証する場合は、対象指数と開始・終了月を先に決め、配当を含むか、売買コストを引いたかを記載します。比較条件を後から変えると、見たい結論に合わせてしまいやすくなります。