記事の図解

首吊り線の形と見方

ローソク足の下ヒゲが実体に比べて長く、実体が値幅の上部にある形を、上昇後の高値圏で「首吊り線」と呼ぶことがあります。期間中に価格が下がった後、終値までに戻ったことが分かりますが、足だけから買い手や売り手の意図を断定することはできません。

同じ形が下落後の安値圏に出た場合は、ハンマー(トンカチ)と呼ばれることがあります。どの水準を高値圏・安値圏と見るかは時間軸や直前の相場によって変わるため、形だけで意味を決めないようにします。

NISA口座で保有している場合

NISAの非課税メリットは、株価の値下がりを防ぐものではありません。ただし、ローソク足が一つ出たからといって、保有理由が崩れたとも限りません。個別株なら決算や事業の見通し、投資信託なら連動指数や資産配分を確認します。相場の動きと投資前提の変化を分けて考えましょう。

テクニカル分析を使う場合は、見る時間軸、パターンの条件、判断が外れたときの損失を先に決めます。チャートの形だけを注文理由にせず、投資額と家計への影響も確認します。

参考資料