ダウ理論の基本
ダウ理論の説明では、上昇トレンドを高値と安値の切り上げ、下降トレンドを高値と安値の切り下げとして捉えます。直近の高値や安値を更新したかを見て、価格の方向を整理する考え方です。
長期投資で使う場合は、日々の小さな変動ではなく、週足や月足など長めの時間軸をあらかじめ決めます。それでも相場の転換を判断するまでに遅れが出たり、横ばい相場で方向を誤ったりすることがあります。
ファンダメンタル分析とは役割が違う
ダウ理論は価格の動きを見る方法で、企業の利益、競争力、負債や将来の事業価値を直接評価するものではありません。企業の長期的な見通しを調べるなら決算資料や事業計画を読み、チャートは投資家心理や売買水準を観察する補助として使います。
長期保有している銘柄が高値を切り下げた場合も、それだけで必ず売却すべきとは限りません。価格の変化が投資理由の変化を示しているのか、市場全体の調整なのかを確認します。チャート上のルールを使う場合は、時間軸と判断が外れたときの対応を事前に決めます。
参考資料
- 金融庁「資産形成の基本」
- 確認日:2026-09-26