ボーグルの考え方
バンガードは、ボーグルが1976年に個人投資家向けのインデックスファンドを始めた経緯を紹介しています。インデックスファンドは、特定の株価指数などに連動する投資成果を目指す商品です。指数の構成銘柄を広く持つ商品なら、個別企業だけに集中するリスクを抑えやすくなりますが、市場全体が下がれば基準価額も下がる可能性があります。
ボーグルが重視した低コストも、運用成果を保証するものではありません。ただ、同じような投資対象の商品を比較する際、信託報酬などの費用が異なれば、費用を差し引いた後の資産額に影響します。費用のほか、連動対象、分配方針、売買手数料なども確認します。
考え方を使う具体例
たとえば、国内外の株式に積立投資したい人が二つの投資信託を比べるとします。片方は手数料が低く広い指数に連動し、もう片方は手数料が高く対象が特定の業種に限られている場合、費用と分散範囲の違いを確認するきっかけになります。ただし、投資対象やリスクが異なる商品を費用だけで優劣づけることはできません。
積立額や資産配分は、投資期間、収入、生活資金、値下がりに耐えられる範囲に合わせます。インデックス投資でも、短期間で資金が必要になる人には大きな価格変動が負担になる場合があります。
まとめ
ボーグルの考え方は、市場全体への分散、低コスト、長期で続けられる計画を考える手がかりになります。インデックス型の商品でも損失リスクはあり、すべての人に同じ配分が適するわけではありません。
投資対象と費用、値下がり時の対応を確認し、自分の目的や資金計画に合う商品を選びましょう。