40代からの投資を長期投資に生かす視点:架空の積立計画:運用損益を含めない元本、45〜49歳:月3万円 × 60か月 = 180万円、50〜54歳:月1万円 × 60か月 = 60万円、55〜64歳:月4万円 × 120か月 = 480万円、積立元本の合計720万円であり、将来評価額ではない、後半の増額ができなければ計画を直す

老後までの積立額を、今の給与で固定しない

40代で長期の資産形成を始める時、教育費、住まい、親の介護などが途中で重なる場合があります。今は積み立てられても、同じ金額を退職まで維持できるとは限りません。長期投資の計画へ、収支が変わる期間も含めます。

金額が変わる一つの積立例

架空の人が、45〜49歳の五年間は月3万円、教育費が重なる50〜54歳の五年間は月1万円、55〜64歳の十年間は月4万円を積み立てるとします。各期間の元本は180万円、60万円、480万円で、合計720万円です。各年齢の期間を重複なく数え、運用損益や費用、税は計算に入れていません。

720万円は、本人が追加した元本の合計です。実際の評価額ではなく、運用の成果によってこれを上回る場合も下回る場合もあります。後半の増額ができない条件なら、積立元本自体が変わります。教育費が終われば必ず収入に余裕が戻ると約束する例でもありません。

減額や停止と、保有を売る判断を分ける

積立を減らすのは、今後の買付けへ出す現金を変える行動です。既に保有する商品を売るかは、別に保有理由、使う時期や負担を考えます。積立額を守るために生活費を借りれば、長期の運用を続ける目的から離れがちです。

公的年金の見込額も、働く年数や加入の条件で変わります。日本年金機構の試算では、将来の働き方等の条件を置いて確認できます。退職時の資産額だけでなく、年金開始までの不足や、その後の支出も計画へつなぎます。

長期という期間は、用途と組にする

金融庁が説明する積立は、購入の時期を分ける方法です。続けた年数が長ければ必ず利益が出る、という保証ではありません。数年後に使う教育費まで、老後用の積立へ混ぜると、途中で換金が必要になります。

仕事や家族の事情が変わった時に、金額や資金の置き方を直せる余地を残します。月々の額を固定することだけを長期投資とせず、本人の支払いと運用期間がずれないことを中心に考えます。

出典

出典確認日:2026年10月23日。